グラスルーチェ（2014年生、母グラスファッション）

グラスルーチェ（2014年4月12日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋光（伊）」。毛色は芦毛。種牡馬のディープブリランテ（当時5歳）と交配したグラスファッションが19歳のときに産んだ12番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（株）タツヤファーム。主な勝ち鞍は2018年の一般C2八。

経歴

デビュー前

杉浦宏昭厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2017年）

5月20日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。18頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、18番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず12着に敗れた。

7月9日、中6週で迎えた2戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず7着に終わった。

7月30日、中2週で迎えた3戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

8月19日、中2週で迎えた4戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2000m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。18頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

9月18日、中3週で迎えた5戦目は、武藤雅騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山芝1800m 晴/良）に49kgの軽斤量で出走。15頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

10月14日、中3週で迎えた6戦目は、斎藤雄一騎手を鞍上に迎えて、一般C2十五（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2十三（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤雄一騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず5着に終わった。

11月11日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、一般C2十五（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で斎藤雄一騎手（2戦0勝）。6頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き5着に終わった。

12月2日、中2週で迎えた9戦目は、一般C2十五（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で斎藤雄一騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったジェネスレーヴに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

12月16日、中1週で迎えた10戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、一般C2十六（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったエディフィスに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

12月23日、連闘で迎えた11戦目は、一般C2十九（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は斎藤雄一騎手（4戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のリュウワンジョイアに2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4歳（2018年）

1月2日、中0週で迎えた12戦目は、一般C2十七（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤雄一騎手（5戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のロビンエッグに2馬身半の差をつけて制した。

4月3日、約3か月の休養明けで迎えた13戦目は、一般C2二（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で斎藤雄一騎手（6戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

4月16日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で斎藤雄一騎手（7戦2勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。

4月30日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、一般C2五（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は関本淳騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に終わった。

5月14日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた16戦目は、一般C2五（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

5月27日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2五（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は斎藤雄一騎手（8戦2勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

6月10日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2八（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤雄一騎手（9戦2勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

6月24日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2八（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で斎藤雄一騎手（10戦2勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして、最後は2着のドニゼッティをアタマ差振り切って先頭ゴールを果たした。

7月9日、中1週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた20戦目は、一般C2五（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で斎藤雄一騎手（11戦3勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

7月22日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2六（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で斎藤雄一騎手（12戦3勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では全く伸びず6着に敗れた。

8月20日、中3週で迎えた22戦目は、一般C2七（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は関本淳騎手（3戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

9月9日、中2週で迎えた23戦目は、一般C1七（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

9月24日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた24戦目は、一般C1六（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で関本淳騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。

10月6日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた25戦目は、一般C1五（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で関本淳騎手（6戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮したが、3着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた26戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、カンナ賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

12月1日、中5週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた27戦目は、サルビア賞（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

12月15日、中1週で迎えた28戦目は、一般C1七（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山本政聡騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったヒビケカゼンに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

5歳（2019年）

4月8日、約4か月の休み明けで迎えた29戦目は、大坪慎騎手を鞍上に迎えて、一般C2三（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に敗れた。

4月22日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大坪慎騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

5月6日、中1週で迎えた31戦目は、一般C2五（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は山本政聡騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。