ラヴィーゲラン（2012年生、母メガミゲラン）

ラヴィーゲラン（2012年3月28日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「大喜び（仏）＋母名の一部」。毛色は栃栗毛。種牡馬のスペシャルウィーク（当時17歳）と交配したメガミゲランが21歳のときに産んだ12番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は白井牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方22戦3勝2着6回。主な勝ち鞍は2017年のおけと人間ばん馬大会特別(一般C12 C21)。

経歴

デビュー前

ユニオンオーナーズクラブにて総額1,100万円（5.5万×200口）で一口馬主が募集された。

笹田和秀厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2015年）

5月17日、デビュー戦は池添謙一騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1600m 晴/稍重）に出走。馬体重は492kg。17頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず9着に敗れた。

6月27日、中5週で迎えた2戦目は、加藤祥太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館芝1800m 雨/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に敗れた。

7月18日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で加藤祥太騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では出色の末脚を披露したが、3着に終わった。

8月8日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で加藤祥太騎手（2戦0勝）。13頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。

9月5日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は池添謙一騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

4歳（2016年）

4月21日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた6戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、リーディングジョッキー1（門別ダート1200m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて3着に沈んだ。

5月12日、中2週で迎えた7戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-2（門別ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

6月9日、中1週で迎えた9戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、ルピナス特別（門別ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、キタサンシャドーに交わされて3馬身差の2着となった。

7月6日、中3週で迎えた10戦目は、3歳以上C33 C41（門別ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のローレンアイザックをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

7月14日、連闘で迎えた11戦目は、Aiba滝川まつり特別（門別ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で服部茂史騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のプレミアムウォーズに4馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

7月27日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、ミニトマト「太陽の瞳」特別（門別ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で服部茂史騎手（3戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、で一団を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、クラウンハンターに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

8月23日、中3週で迎えた13戦目は、雪印メグミルクボトラッテ特別（門別ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で服部茂史騎手（4戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

9月6日、中1週で迎えた14戦目は、スマホアプリ JA2MP特別（門別ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で服部茂史騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛進したが、伸びてきたドラゴンハピネス決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

9月20日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、日高町水道協会特別（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で服部茂史騎手（6戦2勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。

5歳（2017年）

4月19日、約7か月の休養明けで迎えた16戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、リーディングジョッキー2（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に沈んだ。

5月4日、中1週で迎えた17戦目は、ふきのとう特別（門別ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は服部茂史騎手（7戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったモンサンルリアンに詰め切れず、8馬身差の2着に敗北した。

5月17日、中1週で迎えた18戦目は、藤特別（門別ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（8戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではいい脚を見せられず3着に敗れた。

5月31日、中1週で迎えた19戦目は、おけと人間ばん馬大会特別（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で服部茂史騎手（9戦2勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では総身の力で末脚を持続させて、最後は2着のワイレアツヨシをハナ差振り切って3勝目を挙げた。

6月27日、中3週で迎えた20戦目は、厚沢部町ふるさと夏まつり特別（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で服部茂史騎手（10戦3勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

7月12日、中1週で迎えた21戦目は、ふるさとひだか応援特別（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で服部茂史騎手（11戦3勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったキタサンシャドーに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

7月26日、中1週で迎えた22戦目は、ビヤパーティーAiba浦河特別（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で服部茂史騎手（12戦3勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に敗れた。

8月9日、中1週で迎えた23戦目は、レバンガ北海道特別（門別ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で服部茂史騎手（13戦3勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では最後まで息が続かず10着に敗れた。

9月20日、中5週で迎えた24戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、北海道えぞ松特別（門別ダート1700m 雨/重）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

10月4日、中1週で迎えた25戦目は、田野豊三騎手を鞍上に迎えて、アポイ岳世界ジオパーク特別（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったマキシマムブレイクに詰め切れず、約11馬身差の2着となった。

10月18日、中1週で迎えた26戦目は、美唄産「峰ななつぼし」新米特別（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

11月1日、中1週で迎えた27戦目は、山葡萄特別（門別ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は服部茂史騎手（14戦3勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見所を作れず4着に敗れた。