ラピーナジュノム（2000年生、母ブルーザンブルー）

ラピーナジュノム（2000年3月14日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋若者（仏）」。毛色は鹿毛。種牡馬のダンスインザダーク（当時7歳）と交配したブルーザンブルーが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）富田牧場。戦績は、地方13戦6勝2着5回。2003年の北海優駿(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

桑原義光厩舎（北海道）へ入厩。

3歳（2003年）

4月17日、デビュー戦は五十嵐冬樹騎手を鞍上に据えて、一般D4-3（門別ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は512kg。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったキタサンスイコデンから4馬身差の2着となった。

4月30日、中1週で迎えた2戦目は、一般D4-4（札幌(地)ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のオースミシンボルに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月15日、中1週で迎えた3戦目は、一般D4-2（札幌(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったキタサンスイコデンからクビ差の2着に甘んじた。

6月5日、中2週で迎えた4戦目は、一般D4-1（札幌(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐冬樹騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のリンカーンホークに2馬身半の差をつけて2勝目を掴み取った。

6月24日、中2週で迎えた5戦目は、一般D3-1（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で五十嵐冬樹騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた6戦目は、一般D3-1（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で五十嵐冬樹騎手（5戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったゼンノランボーから1馬身半差の2着に敗北した。

7月23日、中1週で迎えた7戦目は、一般D2-2（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で五十嵐冬樹騎手（6戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のアンドレイアーをハナ差制して制した。

8月19日、中3週で迎えた8戦目は、一般D1-1（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で五十嵐冬樹騎手（7戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のオノゾミドオリに1馬身半の差をつけて4勝目を手に入れた。

9月9日、中2週で迎えた9戦目は、3歳地方重賞の北海優駿（旭川ダート2100m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で五十嵐冬樹騎手（8戦4勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったビックネイチャーから2馬身差の2着となった。

10月9日、中3週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた10戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1490m 内回り晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るラピスレヴェリオンを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って5勝目を掴み取った。

10月20日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では豪脚を爆発させて前にいた7頭を差し切り、最後は2着のウイングスパンに2馬身の差をつけて6勝目を挙げた。

11月2日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦のオキザリス特別（大井ダート1690m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では卓抜な伸び脚で猛追したが、抜け出したケイドリームにクビ差届かず2着に甘んじた。

11月24日、中2週で迎えた13戦目は、一般C1八九十（大井ダート1590m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（3戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず8着に敗れた。