ワールドスクエアー（2002年生、母スピードアクセス）

ワールドスクエアー（2002年5月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「世界の街並み」。毛色は栃栗毛。種牡馬のスピードワールド（当時8歳）と交配したスピードアクセスが13歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）スピードファーム。戦績は、中央平地7戦1勝、地方8戦0勝2着2回。主な勝ち鞍は2005年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

小西一男厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2004年）

11月27日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は490kg。15頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

12月18日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

3歳（2005年）

1月15日、中3週で迎えた3戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 小雨/良）に出走。15頭立ての4番人気で大外15番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るトワイニングイモンを自慢の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

2月19日、中4週で迎えた4戦目は、3歳500万下（東京ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で田辺裕信騎手（1戦1勝）。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が鈍り12着に終わった。

3月13日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、3歳500万下（中山芝1800m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は蛯名正義騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く14着に終わった。

7月24日、約4か月半の休み明けで迎えた6戦目は、穂苅寿彦騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後はガス欠状態になり14着に終わった。

8月28日、中4週で迎えた7戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で穂苅寿彦騎手（1戦0勝）。18頭立ての17番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始7番手を追走。最後は垂れてしまい18着に終わった。

10月31日、中8週で迎えた8戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、一般C1六（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

12月6日、中4週で迎えた9戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、一般C1五六（大井ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

12月29日、中2週で迎えた10戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、一般C1七（大井ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、勝ったプロスパードンに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

4歳（2006年）

1月19日、中2週で迎えた11戦目は、一般C1四五（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

1月31日、中1週で迎えた12戦目は、一般C1四五（大井ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、若干緩いペースで一団を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天資の敢闘精神でゴールまで力戦し、4着を確保した。

8月1日、約6か月の休み明けで迎えた13戦目は、へびつかい座特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で真島大輔騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。

8月13日、中1週で迎えた14戦目は、浜松町特別（大井ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目覚ましい伸びを見せたが、グッドフィールに交わされて1馬身差の2着となった。

8月29日、中1週で迎えた15戦目は、一般C1五六（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい14着に敗れた。