ニアルコダンサー（1985年生、母ツキヒサゴー）

ニアルコダンサー（1985年3月19日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のガロト（当時7歳）と交配したツキヒサゴーが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）広富牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、地方41戦8勝2着6回。主な勝ち鞍は1989年のアクアマリン特別(C2二 C3一)。

経歴

デビュー前

安池保厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（1987年）

10月7日、デビュー戦は田邊陽一騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート900m 曇/不良）に出走。馬体重は482kg。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月28日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田邊陽一騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったダンガンからハナ差の2着に甘んじた。

3歳（1988年）

2月16日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、佐々木竹見騎手を鞍上に迎えて、4歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月28日、中5週で迎えた4戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、4歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のシゲユキに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

4月15日、中2週で迎えた5戦目は、4歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったトモエクイーンから半馬身差の2着に敗北した。

5月2日、中1週で迎えた6戦目は、4歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森下博騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月15日、中1週で迎えた7戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は佐々木竹見騎手（1戦0勝）。5頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったサラトガエースから1馬身差の2着となった。

5月26日、中1週で迎えた8戦目は、4歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は森下博騎手（3戦1勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。3着を確保した。

6月22日、中3週で迎えた9戦目は、4歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（4戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のウエスタンマグマをハナ差制して1着ゴールを果たした。

7月28日、中4週で迎えた10戦目は、3歳戦のほおずき特別 2組（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で森下博騎手（5戦2勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月15日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦のひまわり特別 1組（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で森下博騎手（6戦2勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月2日、中2週で迎えた12戦目は、3歳戦のコスモス特別 2組（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で森下博騎手（7戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3四（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で森下博騎手（8戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったテツノハヤテから半馬身差の2着に敗北した。

10月4日、中2週で迎えた14戦目は、一般C3四（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で森下博騎手（9戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月26日、中2週で迎えた15戦目は、田山信則騎手を鞍上に迎えて、一般C3三（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のハクバチエリーをクビ差制して1着ゴールを果たした。

11月22日、中3週で迎えた16戦目は、中央競馬騎手招待（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は森下博騎手（10戦2勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月21日、中3週で迎えた17戦目は、歳末特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は田山信則騎手（1戦1勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

4歳（1989年）

1月22日、中4週で迎えた18戦目は、末広特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田山信則騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

2月15日、中2週で迎えた19戦目は、一般C3三（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は森下博騎手（11戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルケンカーナーからクビ差の2着に甘んじた。

3月13日、中3週で迎えた20戦目は、一般C2三 C3二（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（12戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のインパチエンスに3/4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

3月23日、中0週で迎えた21戦目は、アクアマリン特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は田山信則騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のマルゴフイバーに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

4月13日、中2週で迎えた22戦目は、晩春特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田山信則騎手（4戦2勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月6日、約4か月の休み明けで迎えた23戦目は、武永祥騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

8月20日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上400万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武永祥騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。

9月3日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上400万下（函館ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で武永祥騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に終わった。

10月8日、中4週で迎えた26戦目は、4歳以上400万下（京都芝1400m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で武永祥騎手（3戦0勝）。13頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始5番手を追走。最後は脚色が鈍り12着に終わった。

5歳（1990年）

3月25日、約5か月半の休養明けで迎えた27戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で武永祥騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

4月14日、中2週で迎えた28戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で武永祥騎手（5戦0勝）。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい14着に終わった。

5月5日、中2週で迎えた29戦目は、5歳以上500万下（京都芝1600m 外回り雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で武永祥騎手（6戦0勝）。18頭立ての18番人気で大外18番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の大外を通りながら4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が衰えて14着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた30戦目は、5歳以上500万下（阪神芝2000m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で武永祥騎手（7戦0勝）。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。

7月8日、中6週で迎えた31戦目は、別府真司騎手を鞍上に迎えて、一般B2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月4日、中3週で迎えた32戦目は、田中譲二騎手を鞍上に迎えて、一般C1-1（高知ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月1日、中3週で迎えた33戦目は、細川忠義騎手を鞍上に迎えて、一般C1-2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のナスノダイドーに半馬身の差をつけて久方ぶりに白星を挙げた。

10月6日、中4週で迎えた34戦目は、一般C1-1（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は別府真司騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月5日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた35戦目は、楓特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で別府真司騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のミホプレイヤーをアタマ差制して7勝目を収める

11月20日、中1週で迎えた36戦目は、今村賢治騎手を鞍上に迎えて、一般B3（高知ダート1600m 小雨/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月24日、中4週で迎えた37戦目は、鷹野宏史騎手を鞍上に迎えて、一般C1-2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6歳（1991年）

1月6日、中1週で迎えた38戦目は、一般C1-2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は別府真司騎手（3戦1勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に終わった。

1月19日、中1週で迎えた39戦目は、一般C1-2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で別府真司騎手（4戦1勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のマルブツホークに半馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

1月28日、連闘で迎えた40戦目は、一般C1-1（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は今村賢治騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月25日、中3週で迎えた41戦目は、風花特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は別府真司騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月17日、中2週で迎えた42戦目は、ガーベラ特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で別府真司騎手（6戦2勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月29日、中1週で迎えた43戦目は、一般C1-1（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で別府真司騎手（7戦2勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月22日、中2週で迎えた44戦目は、花本正三騎手を鞍上に迎えて、一般C3-2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月30日、連闘で迎えた45戦目は、一般C3-2（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で花本正三騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったグロリースキーから3馬身差の2着に敗北した。

8月11日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた46戦目は、一般C3-3（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は別府真司騎手（8戦2勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月9日、中3週で迎えた47戦目は、甲田守騎手を鞍上に迎えて、桔梗特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月30日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた48戦目は、萩特別（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で甲田守騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に敗れた。

10月13日、中1週で迎えた49戦目は、一般C4-1（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で甲田守騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。