タヤスクラプトン（1998年生、母Daily Busy）
Tayasu Clapton
1998.05.04
タヤスクラプトン（1998年5月4日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサザンヘイロー（当時15歳）と交配したDaily Busyが18歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地9戦0勝2着3回、地方10戦0勝2着2回。
経歴
デビュー前
河野通文厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（2000年）
11月11日、デビュー戦は的場均騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は494kg。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず10着に敗れた。
11月26日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場均騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。
12月10日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場均騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に敗れた。
12月17日、連闘で迎えた4戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったラビットミレニアにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着に敗北した。
3歳（2001年）
3月10日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から16kg増やして迎えた5戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら3番手で通過。直線では持ち前のスタミナで最後まで踏ん張ったが、勝ったネットオークションにねじ伏せられて半馬身差の2着となった。
3月25日、中1週で迎えた6戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 小雨/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。
5月20日、中7週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村田一誠騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。
7月1日、中5週で迎えた8戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。
7月29日、中3週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は村田一誠騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では物凄い伸び脚で驀進したが、エラドゥーラに交わされて1馬身差の2着に敗北した。
4歳（2002年）
10月15日、約15か月の休養明けで迎えた10戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、一般B3イ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。
10月28日、中1週で迎えた11戦目は、江川伸幸騎手を鞍上に迎えて、かみのやま競馬活気会賞（上山ダート1700m 雨/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。
11月12日、中1週で迎えた12戦目は、宮下康一騎手を鞍上に迎えて、一般B2ロ（上山ダート1500m 小雨/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったロードオーシャンから2馬身半差の2着に敗北した。
11月25日、中1週で迎えた13戦目は、馬渕繁治騎手を鞍上に迎えて、由美子&孝朗結婚5周年記念（上山ダート1700m 雨/重）に出走。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。
12月9日、中1週で迎えた14戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、仙台国分町スナックパセリ杯（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったセムから半馬身差の2着に敗北した。
5歳（2003年）
3月2日、約3か月の間隔を開けて迎えた15戦目は、吉井浩和騎手を鞍上に迎えて、一般B2（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。
3月18日、中1週で迎えた16戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、一般B2 C1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。
4月22日、中4週で迎えた17戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、一般A2 B2（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に敗れた。
5月14日、中2週で迎えた18戦目は、一般B2（荒尾ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は吉井浩和騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。
5月27日、中1週で迎えた19戦目は、一般A2 B2（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井浩和騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。