ティアミホ（2005年生、母イエローマドンナ）

ティアミホ（2005年5月20日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のヘクタープロテクター（当時17歳）と交配したイエローマドンナが7歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は田端牧場。戦績は、地方27戦2勝2着2回。2008年のプリンセスカップ(牝地方重賞)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

金田一昌厩舎（金沢）へ入厩。

2歳（2007年）

7月15日、デビュー戦は米倉知騎手を鞍上に据えて、2歳（金沢ダート900m 曇/不良）に出走。馬体重は459kg。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。

7月30日、中1週で迎えた2戦目は、沖静男騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアンタレス特別（金沢ダート900m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではパワフルな末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

9月24日、中7週で迎えた3戦目は、川崎義和騎手を鞍上に迎えて、2歳（金沢ダート1300m 曇/良）に出走。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したディグアップアイリを捕まえ切れず、4馬身差の2着となった。

10月21日、中3週で迎えた4戦目は、2歳（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で川崎義和騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

11月4日、中1週で迎えた5戦目は、2歳（金沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で川崎義和騎手（2戦0勝）。5頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るミスターアーカイブを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

11月18日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦の馬産地日高協賛杯（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で川崎義和騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

12月2日、中1週で迎えた7戦目は、2歳（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で川崎義和騎手（4戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

12月16日、中1週で迎えた8戦目は、2歳戦のアタック戦（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で川崎義和騎手（5戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマツノヴェイロンを捕まえ切れず、6馬身差の2着となった。

3歳（2008年）

1月4日、中2週で迎えた9戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のプリンセスカップ（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は沖静男騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマイアンジェリカに1馬身の差をつけて2勝目を収める

3月23日、約2か月半の間隔を開けて迎えた10戦目は、3歳戦の新曲「輪島朝市」発売記念（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で沖静男騎手（2戦1勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

4月7日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた11戦目は、3歳戦のパンジー賞（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で沖静男騎手（3戦1勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

5月4日、中3週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた12戦目は、3歳地方重賞の北日本新聞杯（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で沖静男騎手（4戦1勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は勢いを失って11着に終わった。

6月2日、中3週で迎えた13戦目は、3歳戦のロベリア賞（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で沖静男騎手（5戦1勝）。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に終わった。

6月9日、連闘で迎えた14戦目は、3歳A2（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で沖静男騎手（6戦1勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい6着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦のカストル特別（金沢ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で沖静男騎手（7戦1勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく5着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた16戦目は、3歳戦のアカシア賞（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で沖静男騎手（8戦1勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

8月18日、中5週で迎えた17戦目は、加藤和義騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のカストル特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。6頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく6着に終わった。

9月1日、中1週で迎えた18戦目は、3歳戦のねむの木賞（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和義騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた19戦目は、3歳戦のカストル特別（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和義騎手（2戦0勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では切れる脚を使えず4着に終わった。

9月30日、中1週で迎えた20戦目は、3歳A2（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤和義騎手（3戦0勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた21戦目は、3歳A2（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で加藤和義騎手（4戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

4歳（2009年）

5月3日、約7か月の休み明けで迎えた22戦目は、一般B3-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は沖静男騎手（9戦1勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

5月17日、中1週で迎えた23戦目は、松原健之杯（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で沖静男騎手（10戦1勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く4着に終わった。

6月15日、中3週で迎えた24戦目は、ききょう特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で沖静男騎手（11戦1勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

6月30日、中1週で迎えた25戦目は、げっかこう特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で沖静男騎手（12戦1勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

7月26日、中3週で迎えた26戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、耕輔&由紀恵結婚777日杯（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

8月11日、中1週で迎えた27戦目は、はまゆう特別（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は沖静男騎手（13戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。