カチマサル（1998年生、母クレソンシービー）

カチマサル（1998年4月14日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のヒシマサル（当時9歳）と交配したクレソンシービーが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）カミイスタット。戦績は、地方21戦9勝2着1回。2001年の黒潮菊花賞(地方重賞)に勝利した他、2001年の高知優駿(地方重賞)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

須藤三千夫厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2000年）

10月18日、デビュー戦は宮崎光行騎手を鞍上に据えて、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は492kg。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。14着に敗れた。

11月1日、中1週で迎えた2戦目は、秋田大助騎手を鞍上に迎えて、3歳（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月21日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。5着に終わった。

3歳（2001年）

1月6日、中6週で迎えた4戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1000m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のスーパーマドカに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

1月28日、中2週で迎えた5戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のタカシマシンザンに2馬身半の差をつけて2勝目をつかんだ。

2月17日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のヒガシダンサーに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

3月4日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦の若葉特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で赤岡修次騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月18日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の佐川町桜まつり特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で赤岡修次騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のマルチラブリーに3/4馬身の差をつけて優勝

4月14日、中3週で迎えた9戦目は、3歳戦の鳥待月特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で赤岡修次騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のリニアキングに半馬身の差をつけて5勝目を手にした。

4月29日、中1週で迎えた10戦目は、3歳地方重賞の黒潮皐月賞（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で赤岡修次騎手（5戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月13日、中1週で迎えた11戦目は、一般D（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で赤岡修次騎手（6戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったエイシンデインヒルから1馬身差の2着に敗北した。

6月17日、中4週で迎えた12戦目は、3歳戦の青葉特別（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で赤岡修次騎手（7戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のフレンチアスカに半馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

7月8日、中2週で迎えた13戦目は、3歳地方重賞の高知優駿（高知ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で赤岡修次騎手（8戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のヒガシダンサーに5馬身の差をつけて勝利をモノにする

7月29日、中2週で迎えた14戦目は、一般C（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は10戦連続で赤岡修次騎手（9戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のエムアイプリンスに半馬身の差をつけて8勝目をゲットした。

9月10日、中5週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた15戦目は、藤江渉騎手を鞍上に迎えて、全日本新人王争覇戦（高知ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月7日、中3週で迎えた16戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、一般C（高知ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に入った。

10月21日、中1週で迎えた17戦目は、3歳地方重賞の黒潮菊花賞（高知ダート1900m 雨/不良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（10戦7勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のリードチヤンピオンに半馬身の差をつけて9勝目を挙げた。

12月16日、中7週で迎えた18戦目は、雨ヶ森特別（高知ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（11戦8勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4歳（2002年）

1月1日、中1週で迎えた19戦目は、中越豊光騎手を鞍上に迎えて、元旦特別（高知ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月13日、約10か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた20戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、高砂特別（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず12着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた21戦目は、ジャンボトロンカップ（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で赤木高太郎騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。