シルバービスケッツ（2020年生、母アディシオン）
Silver Biscuits
2020.04.30
シルバービスケッツ（2020年4月30日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「銀+父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のMind Your Biscuits（当時7歳）と交配したアディシオンが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は日西牧場。戦績は、中央平地9戦0勝2着1回、地方9戦7勝2着1回。主な勝ち鞍は2023年の馬い!紅卵はサンサンエッグ記念(一般C1五六)。
プロフィール
基本情報
- 通算成績
- 18戦7勝 [7-2-0-9/18]
- 総賞金国内
- 2,420万円
- 生年月日
- 2020年4月30日
- 出生国
- 日本
- 品種
- サラブレッド
- 性別
- 牝
- 毛色
- 鹿毛
- 厩舎
- 新井清重船橋
- 馬主
- 島川 利子
- 生産者
- 日西牧場
- 抹消情報
- 中央：2023年9月7日抹消
性質分析
- 距離適性
- コース適正
- 馬場適正
- 成長
- 馬体重
- 脚質
- 出脚
- 末脚
- スタミナ
- 出走回数
回収率
血統
概要
母のアディシオンは中央1勝（中山ダ[1800m]）。祖母のクリスマスツリーは中央6勝（中山芝[2勝:1800m],小倉芝[2000m],札幌芝[1800m],福島芝[1800m],阪神芝[2000m]）。曾祖母のオークツリーは中央3勝（中山ダ[1800m],京都ダ[1800m],東京芝[2000m]）。父のMind Your Biscuitsは海外G1・3勝（唖国[2勝],米国ダ）。
近親馬
※活躍馬のみ。7代内クロス
| 種別 | 馬名 | クロス | 血量 |
|---|---|---|---|
| 牡 | Halo | 6×4 | 7.81% |
| 牡 | Roberto | 5×5 | 6.25% |
| 牡 | Hail to Reason | 5*6*7×5*6 | 10.15% |
| 牡 | Northern Dancer | 6*7×6 | 3.9% |
| 牡 | Nearctic | 6*7×7 | 3.12% |
| 牡 | Nashua | 7*7×7 | 2.34% |
| 牡 | Nasrullah | 7*7×7 | 2.34% |
| 牡 | Prince John | 7×7 | 1.56% |
| 牡 | Prince Bio | 7×7 | 1.56% |
| 牡S | Deputy Minister | 4*5 | 9.37% |
| 牡S | Mr. Prospector | 5*7 | 3.9% |
| 牡S | Blushing Groom | 5*6 | 4.68% |
| 牝 | Lady Angela | 7×7 | 1.56% |
5代血統表
血統分類
- サイアーライン
- ヴァイスリージェント系
- ファミリーナンバー
- 8-g
レース成績
経歴
デビュー前
新開幸一厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（2022年）
11月12日、デビュー戦は石川裕紀人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は432kg。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。
3歳（2023年）
2月11日、約3か月の休み明けで迎えた2戦目は、小林凌大騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦の3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。
3月12日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、石田拓郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦の3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。
4月16日、中4週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた4戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦の3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/不良）に出走。15頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。
6月25日、中9週で迎えた5戦目は、牝馬限定3歳戦の3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は石田拓郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。
7月15日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦の3歳未勝利（函館ダート1700m 雨/不良）に出走。13頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に敗れた。
7月29日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた7戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦の3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走し、5着に入り込んだ。
8月19日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた8戦目は、牝馬限定3歳戦の3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったノッテルーナにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。
9月2日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で丹内祐次騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、4着に終わった。
11月28日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、馬い!紅卵はサンサンエッグ記念（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のグリーンダイヤルに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。
12月20日、中2週で迎えた11戦目は、グッドラック特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたキタサンエルピス決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。
4歳（2024年）
1月18日、中3週で迎えた12戦目は、馬い!八幡平バイオレット発売記念（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で本田正重騎手（2戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のフィティアンガに1馬身半の差をつけて圧倒的人気に応えた。
2月8日、中2週で迎えた13戦目は、ジンチョウゲ特別（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で本田正重騎手（3戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るキャッスルシオンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。
3月8日、中3週で迎えた14戦目は、DIGITAL賞（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で本田正重騎手（4戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るラブリービューを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。
6月29日、約4か月の休養明けで迎えた15戦目は、向暑特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で本田正重騎手（5戦4勝）。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るヨルノテイオーを強烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。
10月31日、約4か月の休み明けで迎えた16戦目は、ジーニアス特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で本田正重騎手（6戦5勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、長く末脚を持続させて、最後は2着のガンモヘラクレスに2馬身半の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。
11月29日、中3週で迎えた17戦目は、南関東リーディング8回（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で本田正重騎手（7戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のタイムモーメントをアタマ差振り切って獅子奮迅の6連勝を決めた。
12月19日、中2週で迎えた18戦目は、牝馬限定戦のクイーンズオーディション（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で本田正重騎手（8戦7勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。