トウショウブロンコ（2010年生、母ストームトウショウ）

トウショウブロンコ（2010年3月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋野生馬」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアドマイヤボス（当時13歳）と交配したストームトウショウが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はトウショウ産業（株）トウショウ牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方26戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は2014年の一般B2-3。

経歴

デビュー前

土田稔厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2013年）

2月10日、デビュー戦は柴田大知騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は486kg。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

3月10日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

3月30日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田大知騎手（2戦0勝）。15頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は力尽きて14着に敗れた。

4月28日、中3週で迎えた4戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出し、3着に入った。

5月18日、中2週で迎えた5戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを12番手で通過。直線では決め手が足りず10着に敗れた。

6月22日、中4週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は柴田大知騎手（3戦0勝）。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に敗れた。

8月3日、中5週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（4戦0勝）。15頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。

9月15日、中5週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた8戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、3歳A2（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

9月22日、連闘で迎えた9戦目は、3歳B10（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。

10月13日、中2週で迎えた10戦目は、3歳A3（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田晃浩騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

10月20日、連闘で迎えた11戦目は、3歳B1-1（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で吉田晃浩騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走し、3着を確保した。

11月5日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2二（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で吉田晃浩騎手（4戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では逸出した伸び脚で猛進したが、テンエイヒーローに半馬身交わされて2着に敗北した。

11月17日、中1週で迎えた13戦目は、ビーファイター号引退記念（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で吉田晃浩騎手（5戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、勝ったナムラセキトバに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

12月1日、中1週で迎えた14戦目は、森本売店ご愛顧ありがとう杯（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で吉田晃浩騎手（6戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて、最後は2着のフミタツダイヤを半馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

12月17日、中1週で迎えた15戦目は、山中座舞台開き特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で吉田晃浩騎手（7戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

12月26日、連闘で迎えた16戦目は、寺地誠一騎手を鞍上に迎えて、一般B4-2（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったラピッズトウショウに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

4歳（2014年）

3月27日、約3か月の休養明けで迎えた17戦目は、椿展特別（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（8戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったマイネルラメールに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

4月8日、中1週で迎えた18戦目は、卯辰山特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（9戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のマイネルモーヴをアタマ差振り切って2勝目をつかんだ。

4月22日、中1週で迎えた19戦目は、那谷寺特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田晃浩騎手（10戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

5月4日、中1週で迎えた20戦目は、山中漆器祭特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田晃浩騎手（11戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では稟性の負けじ心を発揮してゴールまでタレずに走り切ったが、3着に終わった。

6月1日、中3週で迎えた21戦目は、木場潟公園花菖蒲まつり特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田晃浩騎手（12戦2勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。

7月13日、中5週で迎えた22戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、一般B2-2（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

7月29日、中1週で迎えた23戦目は、大野湊神社神幸祭特別（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（13戦2勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

8月5日、連闘で迎えた24戦目は、一般B1三（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（14戦2勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

8月26日、中2週で迎えた25戦目は、金沢アカペラ・タウン特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田晃浩騎手（15戦2勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた26戦目は、一般B2-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田晃浩騎手（16戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして、最後は2着のレアルタイガーに1馬身の差をつけて1番人気に応えた。

9月28日、中2週で迎えた27戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、一般B1-4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた28戦目は、尾島徹騎手を鞍上に迎えて、中央で駆けろ!岡澤憲太郎杯（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。

11月9日、中3週で迎えた29戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、一般B1三（金沢ダート1500m 雨/重）に出走。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた30戦目は、一般B1-4（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で葛山晃平騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

12月21日、中3週で迎えた31戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、スズキライトレース（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では決め手が足りず10着に敗れた。

12月31日、中0週で迎えた32戦目は、木村暁騎手を鞍上に迎えて、メイセイオペラメモリアル（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

5歳（2015年）

1月12日、中1週で迎えた33戦目は、サイトギレース（水沢ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で木村暁騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。