マイネルラメール（2010年生、母マイネアイル）

マイネルラメール（2010年4月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋海（仏）」。毛色は鹿毛。種牡馬のアドマイヤマックス（当時11歳）と交配したマイネアイルが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）コスモヴューファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、地方32戦10勝2着5回。主な勝ち鞍は2014年の木下智史金沢競馬来場記念(一般B1-3)。

経歴

デビュー前

ラフィアンターフマンクラブにて総額1,200万円（12万×100口）で一口馬主が募集された。

宮徹厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2013年）

1月20日、デビュー戦は高倉稜騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は490kg。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。最後は勢いを失って10着に終わった。

2月16日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1600m 晴/稍重）に出走。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り最後はスマートマーチと並んで10着同着となった。

3月27日、中5週で迎えた3戦目は、D.バルジュー騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の広峰山特別（園田ダート1400m 雨/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

9月1日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた4戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 雨/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

9月14日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた5戦目は、中井裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

10月15日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた6戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、3歳B6（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のラピッズトウショウに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

10月29日、中1週で迎えた7戦目は、一般C3-9（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて、最後は2着のサポートソングに1馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

11月12日、中1週で迎えた8戦目は、一般C3-4（金沢ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田弘治騎手（2戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、でレースを引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のニシノオタフクに4馬身の差をつけて断然人気に応えた。

11月26日、中1週で迎えた9戦目は、ついたち結び特別（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で藤田弘治騎手（3戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のグリーティングワンに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

12月17日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、一般C1-2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で藤田弘治騎手（4戦4勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のバッカスに3馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

12月26日、連闘で迎えた11戦目は、深瀬でくまわし特別（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で藤田弘治騎手（5戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛追したが、勝ったナムラタイショウに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

4歳（2014年）

1月31日、中4週で迎えた12戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のオーバルライトに6馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

2月7日、連闘で迎えた13戦目は、一般C4（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で戸部尚実騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では異次元の末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のニューギャロップに3馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

3月27日、中6週で迎えた14戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、椿展特別（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトウショウブロンコに3馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

4月6日、中0週で迎えた15戦目は、一般B1三（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（1戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のナムラタイショウに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

4月13日、連闘で迎えた16戦目は、一般B1二（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉原寛人騎手（2戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走したが、3着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた17戦目は、たけちゃん誕生日記念（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉原寛人騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではビュッと切れる脚を見せたが、ウインドエーデルにクビ差交わされて2着に甘んじた。

5月25日、中3週で迎えた18戦目は、能登よさこい祭り特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉原寛人騎手（4戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

7月6日、中5週で迎えた19戦目は、一般B1-2（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で吉原寛人騎手（5戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず10着に敗れた。

7月20日、中1週で迎えた20戦目は、一般B1-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉原寛人騎手（6戦2勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。

8月5日、中1週で迎えた21戦目は、金沢ゆめ街道特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で吉原寛人騎手（7戦2勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

8月17日、中1週で迎えた22戦目は、池田敦騎手を鞍上に迎えて、にわか祭特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた23戦目は、木下智史金沢競馬来場記念（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で池田敦騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のミストラルシャワーに9馬身の差をつけて10勝目を達成した。

9月14日、中1週で迎えた24戦目は、七尾城まつり特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で池田敦騎手（2戦1勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚にキレが無く3着に敗れた。

9月28日、中1週で迎えた25戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、一般B1-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、抜け出したフブキサクラコを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

10月26日、中3週で迎えた26戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、一般B1-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら7番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

11月9日、中1週で迎えた27戦目は、一般B1-2（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は藤田弘治騎手（6戦5勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に敗れた。

11月23日、中1週で迎えた28戦目は、一般B1-2（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は池田敦騎手（3戦1勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、でレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

12月15日、中2週で迎えた29戦目は、一般B1-2（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で池田敦騎手（4戦1勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に敗れた。

12月22日、連闘で迎えた30戦目は、左義長特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で池田敦騎手（5戦1勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

5歳（2015年）

4月4日、約3か月半の休養明けで迎えた31戦目は、一般B1-2（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で池田敦騎手（6戦1勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に終わった。

4月21日、中1週で迎えた32戦目は、柴田勇真騎手を鞍上に迎えて、狩人体験特別（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

4月28日、連闘で迎えた33戦目は、一般B1-3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田勇真騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、セイプロスペリティにクビ差交わされて2着となった。

5月12日、中1週で迎えた34戦目は、一般B1-4（金沢ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で柴田勇真騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち味のタフネスで最後まで奮闘したが、勝ったジョウテンオリーヴに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

5月26日、中1週で迎えた35戦目は、一般A3以下B1以上（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴田勇真騎手（3戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

6月28日、中4週で迎えた36戦目は、旧福浦灯台特別（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で柴田勇真騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。