ノアシャトル（2013年生、母シャコーアデル）

ノアシャトル（2013年3月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は栗毛。種牡馬のタイキシャトル（当時19歳）と交配したシャコーアデルが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道苫小牧市、生産者は藤澤昭勝。主な勝ち鞍は2017年のありがとう37年!清水浩記念(一般C2十一十二)。

経歴

デビュー前

天間昭一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2015年）

8月8日、デビュー戦は木幡初広騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は504kg。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が衰えて12着に終わった。

8月23日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（1戦0勝）。18頭立ての14番人気で16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、6着に入り込んだ。

9月12日、中2週で迎えた3戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

12月19日、約3か月半の休養明けで迎えた4戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。最後はバテてしまい16着に終わった。

3歳（2016年）

1月23日、中4週で迎えた5戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1400m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では最後まで息が続かず16着に終わった。

5月15日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた6戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は勢いを失って10着に終わった。

6月18日、中4週で馬体重を前走から18kg戻して迎えた7戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は減速してしまい10着に終わった。

8月1日、中5週で迎えた8戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、3歳C2四（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るタイセイフーガを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

8月21日、中2週で迎えた9戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、房住山賞（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のユーテルミーに9馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

9月11日、中2週で迎えた10戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（1戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛進したが、シンキングカミユにクビ差交わされて2着に甘んじた。

9月25日、中1週で迎えた11戦目は、希望郷いわて国体開催記念普代村賞（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本政聡騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のコトブキエースに1馬身の差をつけて順当に勝利した。

10月9日、中1週で迎えた12戦目は、北三陸高校賞（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（1戦1勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエミタンに約10馬身の大差をつけて断トツ人気に応えた。

10月24日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2二（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は山本政聡騎手（3戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のブラウンヴィーヴォに4馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

12月15日、中6週で迎えた14戦目は、瀧川寿希也騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪い、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では卓出した伸び脚を見せたが、パルトネルラーフに交わされて5馬身差の2着に敗北した。

4歳（2017年）

1月3日、中2週で迎えた15戦目は、一般C3八九十（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で瀧川寿希也騎手（1戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のメイショウザイルに2馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

2月3日、中3週で迎えた16戦目は、ありがとう37年!清水浩記念（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で瀧川寿希也騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のサグラダファミリアに3馬身の差をつけて1番人気に応えた。

2月27日、中2週で迎えた17戦目は、2017年小橋康央メモリアルC（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で瀧川寿希也騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、落ち着いたペースでレースを牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

3月29日、中3週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた18戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、日光街道幸手宿賞（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天賦の敢闘精神でゴールまで勇戦したが、3着に終わった。

4月7日、連闘で迎えた19戦目は、稲村亜美さんイメージキャラクター就任記念（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は瀧川寿希也騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり7着に敗れた。

4月26日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた20戦目は、さいたまの商店街でお買物しま賞（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で瀧川寿希也騎手（5戦2勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天賦の闘争本能でゴールまで勇戦したが、4着に終わった。

5月18日、中2週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた21戦目は、薄暑特別（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で瀧川寿希也騎手（6戦2勝）。13頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

6月12日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた22戦目は、岩清水特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。