ユウフヨウホウ（1997年生、母ユウミロク）

ユウフヨウホウ（1997年3月19日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のラグビーボール（当時14歳）と交配したユウミロクが15歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（株）タイヘイ牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、中央障害23戦2勝2着1回。2001年の中山大障害(JG1)に勝利した他、2001年の淀ジャンプステークス(障害4歳以上オープン)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

松元茂樹厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2000年）

3月25日、デビュー戦は松田大作騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中京芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は448kg。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

4月23日、中3週で迎えた2戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての17番人気で13番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では速い脚を使えず11着に終わった。

4月29日、連闘で迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。

5月20日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中京芝2500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田稔騎手（2戦0勝）。13頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には届かず6着に敗れた。

6月4日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中京芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田稔騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた6戦目は、牧田和弥騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神芝2500m 曇/稍重）に出走。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に終わった。

10月8日、約3か月半の休み明けで迎えた7戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で牧田和弥騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月29日、中2週で迎えた8戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 小雨）に出走。鞍上は3戦連続で牧田和弥騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

11月12日、中1週で迎えた9戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2950m 曇）に出走。鞍上は4戦連続で牧田和弥騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月26日、中1週で迎えた10戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で牧田和弥騎手（4戦0勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のサンレオンに7馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4歳（2001年）

1月14日、中6週で迎えた11戦目は、牛若丸ジャンプステークス（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。鞍上は6戦連続で牧田和弥騎手（5戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月10日、中3週で迎えた12戦目は、今村康成騎手を鞍上に迎えて、淀ジャンプステークス（京都障害芝→ダート3170m 曇）に出走。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったコウエイジャンボから3馬身半差の2着となった。

3月10日、中3週で迎えた13戦目は、J・G2の阪神スプリングジャンプ（阪神障害芝3900m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は牧田和弥騎手（6戦1勝）。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月1日、中2週で迎えた14戦目は、障害4歳以上オープン（阪神障害芝3170m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で牧田和弥騎手（7戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月3日、約7か月の休み明けで迎えた15戦目は、秋陽ジャンプステークス（東京障害芝3300m 雨/良）に出走。鞍上は今村康成騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月24日、中2週で迎えた16戦目は、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3760m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で今村康成騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月22日、中3週で迎えた17戦目は、J・G1の中山大障害（中山障害芝4100m 晴/良）に63kgの斤量を背負って出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で今村康成騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のゴーカイに2馬身の差をつけてG1初挑戦初制覇を達成した。

5歳（2002年）

6月29日、約6か月半の休養明けで迎えた18戦目は、小坂忠士騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3140m 曇）に62kgの斤量を背負って出走。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。競走中止となった。

11月9日、約4か月半の休養明けで迎えた19戦目は、J・G2の京都ハイジャンプ（京都障害芝3930m 晴/良）に63kgの斤量を背負って出走。鞍上は今村康成騎手（4戦1勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。

12月21日、中5週で迎えた20戦目は、J・G1の中山大障害（中山障害芝4100m 雨/重）に63kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で今村康成騎手（5戦1勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

6歳（2003年）

3月15日、約3か月の間隔を開けて迎えた21戦目は、J・G2の阪神スプリングジャンプ（阪神障害芝3900m 曇/良）に63kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で今村康成騎手（6戦1勝）。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。

3月29日、中1週で迎えた22戦目は、ペガサスジャンプステークス（中山障害芝3350m 外回り曇/良）に63kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で今村康成騎手（7戦1勝）。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。10着に敗れた。

4月19日、中2週で迎えた23戦目は、出津孝一騎手を鞍上に迎えて、J・G1の中山グランドジャンプ（中山障害芝4250m 外回り曇/良）に63.5kgの斤量を背負って出走。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月14日、中7週で迎えた24戦目は、J・G2の東京ハイジャンプ（東京障害芝3300m 曇/良）に63kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で出津孝一騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月6日、約6か月の休み明けで迎えた25戦目は、金折知則騎手を鞍上に迎えて、イルミネーションジャンプステークス（中山障害芝3350m 外回り曇/良）に63kgの斤量を背負って出走。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

7歳（2004年）

1月10日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた26戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、J・G1の中山大障害（中山障害芝4100m 晴/良）に63kgの斤量を背負って出走。13頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。競走中止となった。

12月4日、約11か月の休み明けで迎えた27戦目は、J.リデル騎手を鞍上に迎えて、イルミネーションジャンプステークス（中山障害芝3350m 外回り曇/良）に63kgの斤量を背負って出走。13頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。12着に終わった。

12月25日、中2週で迎えた28戦目は、白浜雄造騎手を鞍上に迎えて、J・G1の中山大障害（中山障害芝4100m 晴/良）に63kgの斤量を背負って出走。13頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。11着に終わった。

8歳（2005年）

3月12日、約2か月半の間隔を開けて迎えた29戦目は、J・G2の阪神スプリングジャンプ（阪神障害芝3900m 曇/良）に63kgの斤量を背負って出走。鞍上は今村康成騎手（8戦1勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。12着に終わった。