トーセングロリア（2015年生、母バーガンディレッド）

トーセングロリア（2015年2月20日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋栄光」。毛色は青鹿毛。種牡馬のシンボリクリスエス（当時16歳）と交配したバーガンディレッドが20歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）エスティファーム。主な勝ち鞍は2018年の3歳。

経歴

デビュー前

武市康男厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2017年）

10月1日、デビュー戦は菅原隆一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。馬体重は460kg。15頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず11着に終わった。

3歳（2018年）

1月7日、約3か月半の休み明けで迎えた2戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい15着に終わった。

2月12日、中4週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた3戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったコパノメンデスに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

4月14日、中8週で迎えた4戦目は、藤田凌騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 雨/良）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4月30日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田凌騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で藤田凌騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではビュッとキレる脚を見せたが、伸びてきたクラウンレガシー決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

5月27日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤田凌騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では出色の末脚を繰り出したが、3着に終わった。

6月10日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は長田進仁騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のヤンキーイズムをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

6月19日、連闘で迎えた9戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシャルに6馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

6月30日、中1週で迎えた10戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のシューティングスター特選（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れ味抜群の末脚を繰り出し、3着に入った。

8月7日、中4週で迎えた11戦目は、岡田大騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したトーセンバーディーに3/4馬身届かず2着に敗北した。

9月5日、中3週で迎えた12戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡田大騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のマリーララヒメに5馬身の差をつけて優勝

9月25日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた13戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岡田大騎手（2戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のレディメルローズをアタマ差振り切って断トツの支持に応えた。

10月26日、中3週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた14戦目は、菊日和特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡田大騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では迫力満点の伸びを見せたが、伸びてきたフレンドリークロス決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。

11月20日、中3週で迎えた15戦目は、一般C1九十（浦和ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で岡田大騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

4歳（2019年）

2月11日、約3か月の間隔を開けて迎えた16戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、狭山市七夕の妖精「おりぴぃ」賞（浦和ダート1500m 曇/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したリボースを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

3月12日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた17戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、NARGP最優秀賞金収得騎手賞記念（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場なく13着に敗れた。

3月26日、中1週で迎えた18戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、幸手のマスコット「さっちゃん」賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

4月16日、中2週で迎えた19戦目は、一般C1五六（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は和田譲治騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。

5月1日、中1週で迎えた20戦目は、さいたま市つなが竜ヌゥ賞（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に敗れた。

5月29日、中3週で迎えた21戦目は、行田市観光協会会長賞（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は岡田大騎手（5戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

7月12日、中5週で迎えた22戦目は、一般C1九十（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は和田譲治騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は減速してしまい11着に終わった。

8月1日、中2週で馬体重を前走から19kg減らして迎えた23戦目は、一般C1九十（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（4戦0勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。