スピードグッド（1989年生、母レイフウ）

経歴

デビュー前

2歳（1991年）

12月7日、デビュー戦は内田国夫騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず5着に終わった。

12月22日、中1週で迎えた2戦目は、塩村克己騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（阪神芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

3歳（1992年）

1月11日、中2週で迎えた3戦目は、久保田英敬騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

1月26日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は塩村克己騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったジャックローリーに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

2月9日、中1週で迎えた5戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、抜け出したメイキングテシオを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

2月22日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は塩村克己騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、5着に終わった。

3月8日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は藤田伸二騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のセイリングマスターを3/4馬身振り切って未勝利勝ちを決めた。

3月28日、中2週で迎えた8戦目は、4歳500万下のフリージア賞（中京芝2000m 曇/重）に出走。鞍上は塩村克己騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

4月12日、中1週で迎えた9戦目は、4歳500万下（阪神芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は藤田伸二騎手（2戦1勝）。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

4月25日、中1週で迎えた10戦目は、4歳500万下（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（3戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛追したが、抜け出したリタントゥセンダーを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

5月9日、中1週で迎えた11戦目は、4歳500万下（京都芝2000m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で藤田伸二騎手（4戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に敗れた。

6月6日、中3週で迎えた12戦目は、4歳500万下（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤田伸二騎手（5戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

6月21日、中1週で迎えた13戦目は、4歳500万下（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は内田国夫騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

7月11日、中2週で迎えた14戦目は、4歳500万下のすいれん賞（中京芝2000m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で内田国夫騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

8月2日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下の不知火特別（小倉芝1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で内田国夫騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下の筑後川特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田国夫騎手（4戦0勝）。6頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり5着に終わった。

9月20日、中4週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で内田国夫騎手（5戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は力尽きて5着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた18戦目は、菊沢隆仁騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神芝2000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

10月24日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下（京都芝2400m 外回り曇/良）に出走。鞍上は藤田伸二騎手（6戦1勝）。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

11月1日、連闘で迎えた20戦目は、安田康彦騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、勝ったチアズラックに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

11月22日、中2週で迎えた21戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

12月6日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は藤田伸二騎手（7戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るラッキーアダモを強烈な末脚で3/4馬身差し切って勝利を手中に収めた。

12月27日、中2週で迎えた23戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の千種川特別（阪神芝2000m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は内田国夫騎手（6戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

4歳（1993年）

1月6日、中0週で迎えた24戦目は、5歳以上900万下の初夢賞（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田国夫騎手（7戦0勝）。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず9着に終わった。

1月23日、中1週で迎えた25戦目は、酒井浩騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上900万下の睦月賞（京都芝2400m 外回り曇/良）に53kgの軽斤量で出走。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

3月13日、中6週で迎えた26戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の甲武特別（阪神芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で酒井浩騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に終わった。

3月27日、中1週で迎えた27戦目は、5歳以上900万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は塩村克己騎手（4戦0勝）。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

4月11日、中1週で迎えた28戦目は、5歳以上900万下のJT賞’93阪神ヤングジョッキーズステークス（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で塩村克己騎手（5戦0勝）。15頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。競走中止となった。