ベルビオラ（2001年生、母フリーウィル）

ベルビオラ（2001年5月31日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「鈴＋ビオラ」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のウォーニング（当時16歳）と交配したフリーウィルが13歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）フジワラ・ファーム。戦績は、中央平地5戦0勝2着1回、地方10戦0勝。

経歴

デビュー前

藤岡健一厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2004年）

1月24日、デビュー戦は長谷川浩大騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（小倉芝1200m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は458kg。18頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入った。

2月8日、中1週で迎えた2戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての5番人気で16番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に敗れた。

3月28日、中6週で迎えた3戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。17頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘し、最後はニシノグレードワンと並んで4着同着となった。

4月25日、中3週で迎えた4戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず11着に敗れた。

7月11日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では逸出した伸び脚で急追したが、勝ったジョリーダンスに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

4歳（2005年）

5月10日、約10か月の休養明けで迎えた6戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、メジロライアン賞（札幌(地)ダート1700m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着を確保した。

5月24日、中1週で迎えた7戦目は、豊富ミルク特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

6月15日、中2週で迎えた8戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の日本軽種馬協会特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた9戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、苗穂特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず11着に終わった。

7月13日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、ラムタラ賞（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月25日、中5週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた11戦目は、藤倉寛幸騎手を鞍上に迎えて、JA帯広かわにし特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。11着に終わった。

9月8日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた12戦目は、ラスカルスズカ賞（旭川ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は桜井拓章騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた13戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、天王星特別（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。13頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。13着に終わった。

10月18日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、JA門別町馬舞米特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

11月1日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた15戦目は、三石町軽種馬生産振興会特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は藤倉寛幸騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。