ヤマニングランバル（2010年生、母ヤマニンフィオーレ）

ヤマニングランバル（2010年2月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋大舞踏会（仏）」。毛色は栗毛。種牡馬のリンカーン（当時10歳）と交配したヤマニンフィオーレが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（株）錦岡牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、地方24戦2勝2着5回。主な勝ち鞍は2013年の一般C2六。

経歴

デビュー前

粕谷昌央厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2012年）

7月1日、デビュー戦は柴田大知騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は426kg。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

8月12日、中5週で迎えた2戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位には届かず9着に終わった。

9月1日、中2週で迎えた3戦目は、中谷雄太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての18番人気で4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が振るわず14着に終わった。

11月25日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始6番手を追走。直線では余力が残っておらず16着に終わった。

12月24日、中3週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた5戦目は、2歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴山雄一騎手（1戦0勝）。18頭立ての18番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はバテてしまい17着に終わった。

3歳（2013年）

3月10日、約2か月半の間隔を開けて迎えた6戦目は、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は村田一誠騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

4月29日、中6週で迎えた7戦目は、伊藤工真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では脚を伸ばせず13着に終わった。

5月28日、中3週で迎えた8戦目は、3歳戦のツインメイト特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤工真騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず9着に終わった。

8月11日、約2か月半の間隔を開けて迎えた9戦目は、原田和真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2000m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。18頭立ての18番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。

9月7日、中3週で迎えた10戦目は、菅原俊吏騎手を鞍上に迎えて、一般C2十五（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、勝ったスピニングゴッデスを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

9月22日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2十二（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原俊吏騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、抜け出したフジイエローに半馬身届かず2着に敗北した。

9月28日、連闘で迎えた12戦目は、一般C2五（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原俊吏騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2六（盛岡ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原俊吏騎手（3戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のリキアイカイウンに7馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月19日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2七（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原俊吏騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、勝ったミキノロココに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

11月3日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2八（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で菅原俊吏騎手（5戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったトゥユアハートに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

11月11日、連闘で迎えた16戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、一般C2四（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい6着に敗れた。

11月24日、中1週で迎えた17戦目は、はとむぎ杯（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は菅原俊吏騎手（6戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のヒメボタルに2馬身半の差をつけて圧倒的人気に応えた。

12月1日、連闘で迎えた18戦目は、一般C2五（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原俊吏騎手（7戦2勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛進したが、ラマンチャに交わされて1馬身差の2着となった。

12月9日、連闘で迎えた19戦目は、一般C2二（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原俊吏騎手（8戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

12月15日、連闘で迎えた20戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2六（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

12月30日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2八（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は菅原俊吏騎手（9戦2勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

4歳（2014年）

3月29日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から17kg増やして迎えた22戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、岩手春の記憶レース（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

4月21日、中2週で迎えた23戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は菅原俊吏騎手（10戦2勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が鈍り9着に終わった。

5月25日、中4週で迎えた24戦目は、一般C2三（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原俊吏騎手（11戦2勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

6月8日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2三（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原俊吏騎手（12戦2勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

6月15日、連闘で迎えた26戦目は、一般C2八（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原俊吏騎手（13戦2勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

6月21日、連闘で迎えた27戦目は、キャンドルナイトレース（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原俊吏騎手（14戦2勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず4着に終わった。

7月20日、中3週で迎えた28戦目は、綾鷹賞（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で菅原俊吏騎手（15戦2勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた29戦目は、一般C2五（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で菅原俊吏騎手（16戦2勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく4着に敗れた。

8月15日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2十一（盛岡ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で菅原俊吏騎手（17戦2勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に終わった。

9月1日、中1週で迎えた31戦目は、一般C2五（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で菅原俊吏騎手（18戦2勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に終わった。

9月14日、中1週で迎えた32戦目は、一般C2六（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で菅原俊吏騎手（19戦2勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。