サクラストライカー（1985年生、母オオミシャダイ）

サクラストライカー（1985年4月9日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のデイクタス（当時18歳）と交配したオオミシャダイが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地17戦1勝2着1回、中央障害17戦1勝2着4回。主な勝ち鞍は1988年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

境征勝厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1987年）

7月18日、デビュー戦は小島太騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（新潟芝1000m 曇/重）に出走。馬体重は426kg。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手が足りず4着に敗れた。

8月9日、中2週で迎えた2戦目は、蛯沢誠治騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（新潟芝1200m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では切れ味抜群の末脚を発揮したが、3着に終わった。

8月23日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で蛯沢誠治騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れ味のいい末脚を披露したが、3着に終わった。

9月27日、中4週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は小島太騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず3着に敗れた。

10月17日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小島太騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、抜け出したフジツービートに半馬身届かず2着に敗北した。

11月1日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小島太騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

11月15日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小島太騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に終わった。

12月11日、中3週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（中山芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で小島太騎手（5戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して2番手で通過。直線では全く伸びず4着に敗れた。

12月27日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小島太騎手（6戦0勝）。20頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、7着に終わった。

3歳（1988年）

1月31日、中4週で迎えた10戦目は、木藤隆行騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出したが、3着に終わった。

2月13日、中1週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木藤隆行騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

2月20日、連闘で迎えた12戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で木藤隆行騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るメジロデリーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

3月20日、中3週で迎えた13戦目は、4歳400万下のれんげ賞（東京芝2200m 曇/良）に出走。鞍上は小島太騎手（7戦0勝）。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に終わった。

4月9日、中2週で迎えた14戦目は、4歳400万下の山吹賞（東京芝2200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で小島太騎手（8戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

4月29日、中2週で迎えた15戦目は、4歳400万下（東京ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は木藤隆行騎手（3戦1勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

5月15日、中1週で迎えた16戦目は、4歳400万下の4歳中距離特別（東京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は小島太騎手（9戦0勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

6月5日、中2週で迎えた17戦目は、4歳400万下（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小島太騎手（10戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では脚が残っておらず12着に終わった。

12月11日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた18戦目は、成田均騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

4歳（1989年）

1月13日、中4週で迎えた19戦目は、大江原哲騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 曇）に出走。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のアマゾンランドに1馬身半の差をつけて2勝目を手中に収めた。

1月28日、中1週で迎えた20戦目は、大江原隆騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上400万下（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月19日、中2週で迎えた21戦目は、障害5歳以上400万下（東京障害芝→ダート3300m 晴）に出走。鞍上は大江原哲騎手（1戦1勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったメジロマスキットから6馬身差の2着となった。

3月5日、中1週で迎えた22戦目は、障害5歳以上400万下（中山障害芝→ダート3200m 雨）に出走。鞍上は大江原隆騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に敗れた。

3月26日、中2週で迎えた23戦目は、障害5歳以上400万下（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で大江原隆騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。競走中止となった。

4月23日、中3週で迎えた24戦目は、障害5歳以上400万下（東京障害芝→ダート3100m 雨）に出走。鞍上は成田均騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月14日、中2週で迎えた25戦目は、高橋明騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上400万下（東京障害芝→ダート3300m 曇）に55kgの軽斤量で出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月11日、中3週で迎えた26戦目は、障害4歳以上400万下（東京障害芝→ダート3300m 小雨）に出走。鞍上は成田均騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったアローフォンテンから9馬身差の2着となった。

6月25日、中1週で迎えた27戦目は、渡部秀一騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（新潟障害芝2800m 外→内晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月8日、中1週で迎えた28戦目は、障害4歳以上400万下（新潟障害芝2800m 外→内晴/良）に出走。鞍上は成田均騎手（3戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月5日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた29戦目は、障害4歳以上400万下（新潟障害芝2800m 外→内晴/良）に出走。鞍上は大江原哲騎手（2戦1勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月19日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた30戦目は、障害4歳以上オープン（新潟障害芝2800m 外→内晴/良）に56kgの軽斤量で出走。鞍上は高橋明騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた31戦目は、障害4歳以上400万下（新潟障害芝2800m 外→内雨/不良）に出走。鞍上は成田均騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月23日、中2週で迎えた32戦目は、障害4歳以上400万下（中山障害芝→ダート3200m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で成田均騎手（5戦0勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月8日、中1週で迎えた33戦目は、障害4歳以上400万下（東京障害芝→ダート3100m 曇）に出走。鞍上は大江原哲騎手（3戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったオギトレモントから2馬身半差の2着に敗北した。

10月22日、中1週で迎えた34戦目は、障害4歳以上400万下（東京障害芝→ダート3300m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で大江原哲騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったベルアンドベルから5馬身差の2着に敗北した。