バリアーモ（2012年生、母リビアーモ）

バリアーモ（2012年3月26日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「踊りましょう（伊）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のシンボリクリスエス（当時13歳）と交配したリビアーモが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地13戦1勝、地方10戦1勝。主な勝ち鞍は2014年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

サンデーサラブレッドクラブにて総額1,800万円（45万×40口）で一口馬主が募集された。

高橋裕厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2014年）

8月9日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は430kg。18頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るストリートオベロンをクビ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

10月5日、中7週で迎えた2戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳500万下のサフラン賞（新潟芝1400m 小雨/良）に出走。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

11月22日、中6週で迎えた3戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下のからまつ賞（東京芝1400m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず最後はイズモと並んで6着同着となった。

12月20日、中3週で迎えた4戦目は、牝馬限定2歳500万下のつわぶき賞（中京芝1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は北村宏司騎手（1戦1勝）。15頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では見所を作れず13着に敗れた。

3歳（2015年）

3月14日、約3か月の間隔を開けて迎えた5戦目は、牝馬限定3歳オープンのアネモネステークス（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は柴山雄一騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始5番手を追走。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

5月2日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のゆきつばき賞（新潟芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では決め手に欠いて13着に終わった。

8月2日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から12kg戻して迎えた7戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の新発田城特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず10着に終わった。

8月22日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下の村上特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で津村明秀騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って10着に終わった。

10月18日、中7週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた9戦目は、井上敏樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/重）に50kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。先手を取り、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、5着に終わった。

11月8日、中2週で迎えた10戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（東京ダート1400m 雨/稍重）に出走。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい13着に敗れた。

4歳（2016年）

1月17日、中9週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた11戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

3月13日、中7週で迎えた12戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず9着に終わった。

5月1日、中6週で迎えた13戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟ダート1200m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は津村明秀騎手（2戦0勝）。15頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では見所を作れず13着に終わった。

5月31日、中3週で迎えた14戦目は、井上幹太騎手を鞍上に迎えて、まるごと!エンタメ～ション特別（門別ダート1700m 雨/重）に出走。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は垂れてしまい11着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた15戦目は、小林靖幸騎手を鞍上に迎えて、水揚げ日本一!羽幌産甘エビ特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のクベーラをハナ差振り切って久しぶりに勝利を挙げた。

7月14日、中3週で迎えた16戦目は、日高銀聖特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林靖幸騎手（1戦1勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた17戦目は、胆振軽種馬農業協同組合特別（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小林靖幸騎手（2戦1勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。

8月11日、中1週で迎えた18戦目は、楽天競馬特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林靖幸騎手（3戦1勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に終わった。

8月25日、中1週で迎えた19戦目は、ケイムホーム賞（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で小林靖幸騎手（4戦1勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず7着に終わった。

9月21日、中3週で迎えた20戦目は、ほっとひと息・JA静岡茶特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で小林靖幸騎手（5戦1勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

10月6日、中1週で迎えた21戦目は、つぼ八特別2（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で小林靖幸騎手（6戦1勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた22戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、ヤマボウシ特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた23戦目は、北海道新幹線×nittan特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で松井伸也騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。