フラワーイレブン（2014年生、母タイホウパーリオ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、ワールドファームから「八戸市場サラブレッド1歳」に上場され、Mr.LeeKyeYoungによって194.4万円で落札された。同年、三石軽種馬共同育成センターから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、吉野加壽代によって410.4万円で落札された。

松元茂樹厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2016年）

10月22日、デビュー戦はF.ヴェロン騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は476kg。15頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に敗れた。

11月19日、中3週で迎えた2戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1600m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを17番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず17着に終わった。

3歳（2017年）

1月21日、中8週で迎えた3戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

3月1日、中5週で迎えた4戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の摩耶山特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

4月22日、中6週で迎えた5戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。主導権を握り、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアスターストーリーに約10馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。

5月13日、中2週で迎えた6戦目は、3歳500万下（京都ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で川島信二騎手（1戦1勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

12月3日、約7か月の休み明けで迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川島信二騎手（2戦1勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい10着に敗れた。

4歳（2018年）

3月20日、約3か月半の休養明けで迎えた8戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、はりまや盃（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に敗れた。

5月26日、中9週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた9戦目は、水口優也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では決め手に欠いて14着に終わった。

7月20日、中7週で迎えた10戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、日間賀島特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のキャラバンに3馬身の差をつけて制した。

8月6日、中1週で迎えた11戦目は、山田祥雄騎手を鞍上に迎えて、かんむり座特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

8月23日、中1週で迎えた12戦目は、一般B7（名古屋ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田祥雄騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったカッテンストゥッツに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

9月14日、中2週で迎えた13戦目は、一般B9（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で山田祥雄騎手（2戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のブレイヴロマンスに3馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

9月24日、中0週で迎えた14戦目は、こぎつね座特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山田祥雄騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた15戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキーズTR名古屋第2戦（名古屋ダート1400m 雨/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のオールージュに約12馬身の大差をつけて勝利を手中に収めた。

10月23日、中1週で迎えた16戦目は、うさぎ座特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は山田祥雄騎手（4戦1勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に沈んだ。

11月19日、中3週で迎えた17戦目は、コスモス賞（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田祥雄騎手（5戦1勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

12月5日、中1週で迎えた18戦目は、射手座特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山田祥雄騎手（6戦1勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では豪脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のカレドヴルフに1馬身半の差をつけて5勝目をマークした。

12月19日、中1週で迎えた19戦目は、一般A4（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で山田祥雄騎手（7戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

5歳（2019年）

1月15日、中3週で迎えた20戦目は、もつ鍋賞（名古屋ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で山田祥雄騎手（8戦2勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

5月2日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた21戦目は、一般B3（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のサウスシュネルに9馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

5月14日、中1週で迎えた22戦目は、一般A5（名古屋ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（2戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではスパッと切れる脚を見せたが、セイウンシナツに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

6月11日、中3週で迎えた23戦目は、ウォータープライド賞（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヨミに7馬身の差をつけてファンの期待に応えた。

6月27日、中1週で迎えた24戦目は、磯ノ木特別（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で大畑雅章騎手（4戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に敗れた。

7月24日、中3週で迎えた25戦目は、ハイビスカス特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大畑雅章騎手（5戦3勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

6歳（2020年）

5月6日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた26戦目は、浅野皓大騎手を鞍上に迎えて、一般B9（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

5月15日、連闘で迎えた27戦目は、一般B8（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で浅野皓大騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鋭く末脚を伸ばして、最後は2着のミンミンルフィーナに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

6月9日、中3週で迎えた28戦目は、おおぐま座特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で浅野皓大騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい7着に敗れた。

6月25日、中1週で迎えた29戦目は、たけのこ賞（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で浅野皓大騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、3着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた30戦目は、一般B4（名古屋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で浅野皓大騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のファイティングスピリットで最後まで奮闘したが、レーヴプランセスに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

11月13日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた31戦目は、一般B8（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で浅野皓大騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が上がってしまい6着に敗れた。

12月11日、中3週で迎えた32戦目は、カリフラワー賞（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で浅野皓大騎手（6戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。