サチノテンマ（2007年生、母ラヴロバリー）

サチノテンマ（2007年5月5日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋天馬」。毛色は鹿毛。種牡馬のアドマイヤボス（当時10歳）と交配したラヴロバリーが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）鮫川牧場。戦績は、地方30戦9勝2着3回。主な勝ち鞍は2012年のチャレンジレース(C2-10)。

経歴

デビュー前

宇都宮徳一厩舎（荒尾）へ入厩。

3歳（2010年）

12月31日、デビュー戦は吉田隆二騎手を鞍上に据えて、一般C23（荒尾ダート950m 晴/不良）に出走。馬体重は486kg。5頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったリッカーデボットから半馬身差の2着となった。

4歳（2011年）

1月8日、連闘で迎えた2戦目は、早梅特選（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆二騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月17日、中5週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた3戦目は、がんばれ!九州産馬健闘祈杯（荒尾ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田隆二騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のグレートホーラーに半馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3月3日、中1週で迎えた4戦目は、一般C9（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田隆二騎手（3戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のソリダリティをクビ差制して1着ゴールを果たした。

3月18日、中1週で迎えた5戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田隆二騎手（4戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月7日、中2週で迎えた6戦目は、一般C6（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉田隆二騎手（5戦2勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったセントバニヤンから5馬身差の2着となった。

4月15日、連闘で迎えた7戦目は、一般C6（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で吉田隆二騎手（6戦2勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月30日、中1週で迎えた8戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で吉田隆二騎手（7戦2勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月20日、中2週で迎えた9戦目は、一般C8（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で吉田隆二騎手（8戦2勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のモレロホウトクに2馬身の差をつけてファンの高評価に応えた。

5月27日、連闘で迎えた10戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で吉田隆二騎手（9戦3勝）。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったセントバニヤンから1馬身半差の2着に敗れた。

6月9日、中1週で迎えた11戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で吉田隆二騎手（10戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のホーマンパキラに1馬身半の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

6月17日、連闘で迎えた12戦目は、一般C3（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で吉田隆二騎手（11戦4勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のダイワルーブルに半馬身の差をつけて5勝目をつかんだ。

6月30日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で吉田隆二騎手（12戦5勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月8日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた14戦目は、村松翔太騎手を鞍上に迎えて、一般C3（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。6頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のサチノタイヨウに2馬身の差をつけて勝利をモノにする

7月28日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村松翔太騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月20日、約3か月の間隔を開けて迎えた16戦目は、チャーリー君☆九州上陸記念（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村松翔太騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月4日、中1週で迎えた17戦目は、林陽介騎手を鞍上に迎えて、一般C3（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月10日、連闘で迎えた18戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、心をひとつに及川サトル賞（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた19戦目は、祝馬場幹人禁煙達成記念（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村松翔太騎手（3戦1勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月1日、連闘で迎えた20戦目は、頑張れオールターゲット賞（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は吉田隆二騎手（13戦5勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月16日、中1週で迎えた21戦目は、（有）旭製作所杯（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆二騎手（14戦5勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

5歳（2012年）

2月19日、中8週で迎えた22戦目は、小松丈二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 21（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず10着に敗れた。

3月10日、中2週で迎えた23戦目は、4歳以上C2 23（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は村松翔太騎手（4戦1勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に終わった。

4月7日、中3週で馬体重を前走から27kg減らして迎えた24戦目は、4歳以上C2 21（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は小松丈二騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に敗れた。

7月8日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から36kg戻して迎えた25戦目は、4歳以上C2 16（佐賀ダート900m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小松丈二騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアキノグッドラックに6馬身の差をつけて1番人気に応えた。

7月21日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上C2 15（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小松丈二騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

8月16日、中3週で迎えた27戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキーレース（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマコトハドロンに4馬身の差をつけて断然人気に応えた。

8月26日、中0週で迎えた28戦目は、4歳以上C2 11（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は小松丈二騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

9月23日、中3週で迎えた29戦目は、チャレンジレース（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小松丈二騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のサマーフィオーレに4馬身の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

11月18日、中7週で迎えた30戦目は、3歳以上C2 27（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小松丈二騎手（6戦2勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。