テオーリア（2006年生、母アピューリア）

テオーリア（2006年3月13日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「真理、直観（ギリシャ語）」。毛色は鹿毛。種牡馬のワイルドラッシュ（当時12歳）と交配したアピューリアが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は富田恭司。戦績は、中央平地4戦0勝、地方40戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は2009年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、富田恭司から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、レックスによって210万円で落札された。

秋山雅一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2008年）

10月4日、デビュー戦は吉田隼人騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。馬体重は440kg。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

11月2日、中3週で迎えた2戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。

11月29日、中3週で迎えた3戦目は、宮崎北斗騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1300m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く14着に終わった。

3歳（2009年）

3月14日、約3か月半の休養明けで迎えた4戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 小雨/不良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で宮崎北斗騎手（1戦0勝）。18頭立ての17番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では見せ場を作れず18着に終わった。

7月27日、約4か月半の休養明けで迎えた5戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のオニキス賞（盛岡芝1700m 曇/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず11着に敗れた。

8月28日、中4週で迎えた6戦目は、山本茜騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るリアライズボブを鮮烈な末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月3日、連闘で迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本茜騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。

9月18日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本茜騎手（2戦1勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で山本茜騎手（3戦1勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた10戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

10月22日、連闘で迎えた11戦目は、3歳（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は山本茜騎手（4戦1勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた12戦目は、一般C23（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本茜騎手（5戦1勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず8着に敗れた。

11月16日、中1週で迎えた13戦目は、優星くん生誕祝（名古屋ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は児島真二騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のコートスターに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

12月2日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた14戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山本茜騎手（6戦1勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では決め手が足りず10着に敗れた。

12月8日、連闘で馬体重を前走から9kg絞って迎えた15戦目は、横井将人騎手を鞍上に迎えて、一般C21（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はガス欠状態になり8着に終わった。

12月22日、中1週で迎えた16戦目は、一般C21（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横井将人騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るストロングサークルを3/4馬身差し切って3勝目をつかんだ。

4歳（2010年）

1月1日、中0週で迎えた17戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では物凄い伸び脚を見せたが、サンマルミッシェルに交わされて1馬身半差の2着となった。

1月13日、中1週で迎えた18戦目は、一般C16（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸部尚実騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に敗れた。

2月2日、中2週で迎えた19戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は横井将人騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

2月17日、中1週で迎えた20戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で横井将人騎手（3戦1勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に終わった。

3月2日、中1週で迎えた21戦目は、一般C19（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で横井将人騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

3月17日、中1週で迎えた22戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で横井将人騎手（5戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい6着に敗れた。

3月24日、連闘で迎えた23戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で横井将人騎手（6戦1勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が悪くなり6着に敗れた。

4月14日、中2週で迎えた24戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で横井将人騎手（7戦1勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

4月20日、連闘で迎えた25戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で横井将人騎手（8戦1勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず7着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた26戦目は、小山信行騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦の寿!卓磨&梨花ウエディング記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた27戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は横井将人騎手（9戦1勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

6月2日、中1週で迎えた28戦目は、一般C12（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横井将人騎手（10戦1勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた29戦目は、一般C13（名古屋ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で横井将人騎手（11戦1勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に敗れた。

6月29日、中1週で迎えた30戦目は、一般C12（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で横井将人騎手（12戦1勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず9着に敗れた。

7月13日、中1週で迎えた31戦目は、一般C15（名古屋ダート800m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で横井将人騎手（13戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

7月27日、中1週で迎えた32戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で横井将人騎手（14戦1勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

8月14日、中2週で迎えた33戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、一般C9（福山ダート1130m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた34戦目は、一般C8（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松井伸也騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月5日、連闘で迎えた35戦目は、一般C7（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松井伸也騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月3日、中3週で迎えた36戦目は、一般C7（福山ダート1130m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で松井伸也騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に沈んだ。

10月17日、中1週で迎えた37戦目は、一般C8（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松井伸也騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったテイエーゴールドから1馬身半差の2着となった。

10月31日、中1週で迎えた38戦目は、一般C8（福山ダート1130m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で松井伸也騎手（5戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったガイアボルケーノから2馬身差の2着となった。

11月14日、中1週で迎えた39戦目は、一般C6（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で松井伸也騎手（6戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月27日、中1週で迎えた40戦目は、一般C8（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で松井伸也騎手（7戦0勝）。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったシーガーディアンから1馬身差の2着となった。

12月11日、中1週で迎えた41戦目は、藤本三郎騎手を鞍上に迎えて、「おはようモーニングとく戦」（福山ダート1250m 雨/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月19日、連闘で迎えた42戦目は、一般C7（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は松井伸也騎手（8戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5歳（2011年）

1月2日、中1週で迎えた43戦目は、一般C8（福山ダート1130m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松井伸也騎手（9戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

1月10日、連闘で迎えた44戦目は、一般C8（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松井伸也騎手（10戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。