オペラサカエ（2007年生、母ノーザンムラマサ）

オペラサカエ（2007年3月29日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「父名の一部＋栄える」。毛色は鹿毛。種牡馬のオペラハウス（当時19歳）と交配したノーザンムラマサが12歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は熊本県、生産者は種村孝典。戦績は、中央平地2戦0勝、地方16戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2010年の3歳以上C2 15。

経歴

デビュー前

当歳のとき、種村孝典から「北海道セレクションセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、種村孝典から「九州1歳市場サラブレッド1歳」に上場され、柏木務によって105万円で落札された。

野元昭厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2009年）

7月18日、デビュー戦は野元昭嘉騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は402kg。17頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で野元昭嘉騎手（1戦0勝）。18頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びが劣勢になり14着に終わった。

3歳（2010年）

2月10日、約6か月半の休養明けで迎えた3戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のミヤマキリシマ特別（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月21日、中5週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた4戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に敗れた。

4月17日、中3週で迎えた5戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた6戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったプレミアハートに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

5月22日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は真島正徳騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

6月19日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（4戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に敗れた。

7月4日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で真島正徳騎手（5戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず4着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で真島正徳騎手（6戦0勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

7月31日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で真島正徳騎手（7戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

8月22日、中2週で迎えた13戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で真島正徳騎手（8戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

9月12日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた14戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 雨/良）に出走。鞍上は8戦連続で真島正徳騎手（9戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。

9月25日、中1週で馬体重を前走から13kg戻して迎えた15戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で真島正徳騎手（10戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、抜け出したアルビダを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

10月3日、連闘で迎えた16戦目は、3歳以上C2 19（佐賀ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は10戦連続で真島正徳騎手（11戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のカシノファルコンに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月16日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上C2 13（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で真島正徳騎手（12戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したダイモンノキセキに半馬身届かず2着となった。

11月6日、中2週で迎えた18戦目は、3歳以上C2 15（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で真島正徳騎手（13戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るミッションを自慢の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて断トツの支持に応えた。