ブルーリッチ（2004年生、母バブルドリーム）

ブルーリッチ（2004年4月20日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「青＋富者」。毛色は栗毛。種牡馬のダンスインザダーク（当時11歳）と交配したバブルドリームが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）パカパカファーム。戦績は、中央平地10戦1勝2着1回。2007年の若駒ステークス(オープン)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

当歳のとき、パカパカファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、曽田農園によって8,505万円で落札された。

池江泰郎厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2007年）

1月8日、デビュー戦は四位洋文騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線に入ると、前で粘るロペットマスターを驚異的な末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

1月20日、中1週で迎えた2戦目は、3歳オープンの若駒ステークス（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で四位洋文騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

4月15日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のはなみずき賞（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

5月20日、中4週で迎えた4戦目は、3歳500万下（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

12月1日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた5戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の高山特別（中京芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。最後は失速してしまい12着に敗れた。

12月22日、中2週で迎えた6戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1700m 雨/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では余力が残っておらず15着に敗れた。

4歳（2008年）

3月16日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg減らして迎えた7戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では最後まで息が続かず9着に敗れた。

12月28日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg戻して迎えた8戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では印象的な伸び脚で猛追したが、勝ったエアシャトゥーシュを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

5歳（2009年）

1月18日、中2週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた9戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の美濃特別（中京芝2000m 小雨/良）に出走。15頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

8月2日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg戻して迎えた10戦目は、3歳以上500万下（札幌芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、かなりのスローペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい9着に敗れた。