キクノグロウ（2015年生、母キクノアルバ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、惣田英幸から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、菊池五郎によって226.8万円で落札された。

2歳（2017年）

11月18日、デビュー戦は浜中俊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1200m 曇/重）に出走。馬体重は418kg。14頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

3歳（2018年）

1月6日、中6週で迎えた2戦目は、川又賢治騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

1月28日、中2週で迎えた3戦目は、三津谷隼人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びを欠き9着に敗れた。

2月17日、中2週で迎えた4戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では見せ場を作れず14着に終わった。

6月2日、約3か月半の休み明けで迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は浜中俊騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

6月23日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で浜中俊騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

7月14日、中2週で迎えた7戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

7月21日、連闘で迎えた8戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

8月4日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢一樹騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

9月12日、中5週で馬体重を前走から19kg戻して迎えた10戦目は、石堂響騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上C2（園田ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

4歳（2019年）

1月3日、約4か月の休養明けで馬体重を前走からさらに15kg増やして迎えた11戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアエノライアンに9馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

1月10日、連闘で迎えた12戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2三（園田ダート1400m 曇/良）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のクレマンに6馬身の差をつけて断然人気に応えた。

1月23日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中学騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のオルトシアに3馬身半の差をつけて制した。

3月26日、中8週で迎えた14戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のアイムワンに2馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

4月10日、中1週で迎えた15戦目は、牝馬限定の4歳以上C1（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は大山真吾騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のパリモンマルトルに4馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

8月9日、約4か月の休養明けで迎えた16戦目は、アサガオ賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（2戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして、最後は2着のサクラセンティーレに2馬身半の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

8月22日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上B2 C1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大山真吾騎手（3戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のアドベントサンデーに1馬身3/4の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

9月27日、中4週で迎えた18戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で大山真吾騎手（4戦4勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず5着に敗れた。

5歳（2020年）

2月14日、約4か月半の休養明けで迎えた19戦目は、4歳以上C1一（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で大山真吾騎手（5戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一気に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のサンライズギガをハナ差振り切って久しぶりの一戦をモノにした。

3月11日、中3週で迎えた20戦目は、4歳以上B2 C1（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で大山真吾騎手（6戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のビケットを3/4馬身振り切って勝利を手中に収めた。

4月2日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上B2（園田ダート1870m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で大山真吾騎手（7戦6勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

7月17日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた22戦目は、3歳以上C1（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で大山真吾騎手（8戦6勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のピチカートポルカに3馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

8月6日、中2週で迎えた23戦目は、3歳以上B2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で大山真吾騎手（9戦7勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて11番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のイチノフリオーソに3馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

8月21日、中1週で迎えた24戦目は、エコフィード特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で大山真吾騎手（10戦8勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、ナナカマドカに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

9月17日、中3週で迎えた25戦目は、秋涼特別（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で大山真吾騎手（11戦8勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のテクノマインドに2馬身の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

10月7日、中2週で迎えた26戦目は、3歳以上B1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で大山真吾騎手（12戦9勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったディアタイザンに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

11月3日、中3週で迎えた27戦目は、おゝ浜のポン酢特別（園田ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は13戦連続で大山真吾騎手（13戦9勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて、最後は2着のデザートカレーを半馬身振り切って断然人気に応えた。

11月24日、中2週で迎えた28戦目は、吉川温泉よかたん特別（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で大山真吾騎手（14戦10勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るディアタイザンを豪快な末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて勝利数を14に伸ばす

12月15日、中2週で迎えた29戦目は、短日特別（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で大山真吾騎手（15戦11勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のマイネルプリサイスをクビ差振り切って勝利数を15に伸ばす

6歳（2021年）

1月6日、中2週で迎えた30戦目は、猪名川町いなぼう特別（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で大山真吾騎手（16戦12勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月19日、約4か月半の休養明けで迎えた31戦目は、4歳以上B1（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は17戦連続で大山真吾騎手（17戦12勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた10頭をごぼう抜きし、最後は2着のマントルパワーに1馬身3/4の差をつけて久しぶりの一戦をモノにした。

6月17日、中3週で迎えた32戦目は、4歳以上A2二（園田ダート1870m 晴/重）に出走。鞍上は18戦連続で大山真吾騎手（18戦13勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

7月23日、中4週で迎えた33戦目は、牝馬限定地方重賞の兵庫サマークイーン賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で大山真吾騎手（19戦13勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。