マイネルヘルック（2012年生、母ニシノサチヒメ）

マイネルヘルック（2012年4月23日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋幸せ（オランダ語）」。毛色は栗毛。種牡馬のコンデュイット（当時7歳）と交配したニシノサチヒメが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ビッグレッドファーム。戦績は、中央平地16戦0勝2着1回、地方14戦0勝2着4回。2016年の御船山賞(地方重賞)で2着に入った他、2015年の耶馬溪賞(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

ラフィアンターフマンクラブにて総額1,600万円（32万×50口）で一口馬主が募集された。

大竹正博厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2014年）

6月8日、デビュー戦は石橋脩騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 曇/不良）に出走。馬体重は428kg。18頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、4着に入った。

6月28日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京芝1600m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋脩騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では切れ味光る末脚を発揮したが、3着に終わった。

7月26日、中3週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石橋脩騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

8月16日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（新潟芝1600m 外回り雨/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で石橋脩騎手（3戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始10番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

9月13日、中3週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石橋脩騎手（4戦0勝）。18頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い脚を使えず10着に敗れた。

11月1日、中6週で迎えた6戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1800m 小雨/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、5着に終わった。

11月16日、中1週で迎えた7戦目は、2歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、5着に終わった。

12月14日、中3週で迎えた8戦目は、2歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丹内祐次騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に敗れた。

3歳（2015年）

3月14日、約3か月の休養明けで迎えた9戦目は、3歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で丹内祐次騎手（3戦0勝）。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず11着に敗れた。

4月4日、中2週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で丹内祐次騎手（4戦0勝）。18頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

4月25日、中2週で迎えた11戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘し、5着を確保した。

5月17日、中2週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（新潟芝2400m 晴/稍重）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（5戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

7月19日、中8週で迎えた13戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2600m 曇/良）に出走。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではキレのいい末脚を繰り出したが、4着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた14戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2200m 晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

8月23日、中2週で迎えた15戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2400m 晴/良）に出走。18頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を奪い、かなり遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛進したが、ジャングルスコールに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

9月6日、中1週で迎えた16戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手（1戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。

10月10日、中4週で迎えた17戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の耶馬溪賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、勝ったミスタージャックに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

10月24日、中1週で迎えた18戦目は、錦秋特別（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中直人騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったロードデュークに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

11月15日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、水仙特別（佐賀ダート1750m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田中直人騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

11月29日、中1週で迎えた20戦目は、初冬特別（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で田中直人騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったサンライズベーダーに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

12月19日、中2週で迎えた21戦目は、地方重賞の仙酔峡賞（佐賀ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で田中直人騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

4歳（2016年）

1月4日、中1週で迎えた22戦目は、村松翔太騎手を鞍上に迎えて、新春特別（佐賀ダート1800m 曇/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。

3月5日、中8週で迎えた23戦目は、地方重賞の黒髪山賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は田中直人騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

3月26日、中2週で迎えた24戦目は、地方重賞の佐賀弥生賞（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中直人騎手（6戦0勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

4月23日、中3週で迎えた25戦目は、地方重賞の由布岳賞（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田中直人騎手（7戦0勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。

8月13日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた26戦目は、ホークス杯（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中直人騎手（8戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

8月27日、中1週で迎えた27戦目は、地方重賞の御船山賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田中直人騎手（9戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では逸出した伸び脚で驀進したが、コウザンゴールドに交わされて1馬身差の2着となった。

9月10日、中1週で迎えた28戦目は、りんどう特別（佐賀ダート1750m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で田中直人騎手（10戦0勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

10月9日、中3週で迎えた29戦目は、さざんか特別（佐賀ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で田中直人騎手（11戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に敗れた。

10月22日、中1週で迎えた30戦目は、錦秋特別（佐賀ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で田中直人騎手（12戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はガス欠状態になり7着に終わった。