スピーディシルク（1984年生、母ピーチガール）

スピーディシルク（1984年4月10日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマナード（当時11歳）と交配したピーチガールが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は早田牧場新冠支場。戦績は、中央平地52戦5勝2着2回。主な勝ち鞍は1989年のラジオ福島賞(900万下)。

経歴

デビュー前

中尾銑治厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1986年）

7月20日、デビュー戦は大西直宏騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（新潟芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は396kg。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。逃げる形となり、少々速いペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったクールハートにねじ伏せられて7馬身差の2着となった。

8月3日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大西直宏騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のキョウエイシラフジに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月31日、中3週で迎えた3戦目は、2歳G3の新潟3歳ステークス（新潟芝1200m 晴/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で大西直宏騎手（2戦1勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

9月27日、中3週で迎えた4戦目は、2歳オープンの芙蓉特別（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大西直宏騎手（3戦1勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい9着に終わった。

11月2日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、3歳400万下の野菊賞（福島芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大西直宏騎手（4戦1勝）。6頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では今一つ伸び切れず4着に終わった。

11月16日、中1週で迎えた6戦目は、2歳オープンの福島3歳ステークス（福島芝1000m 小雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で大西直宏騎手（5戦1勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

3歳（1987年）

4月19日、約5か月の休み明けで迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳400万下（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で大西直宏騎手（6戦1勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚が止まってしまい10着に終わった。

8月22日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた8戦目は、4歳以上400万下の湯沢特別（新潟芝1200m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で大西直宏騎手（7戦1勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が悪くなり8着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上400万下（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で大西直宏騎手（8戦1勝）。15頭立ての8番人気で大外15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の大外を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では決め手が足りず7着に敗れた。

10月4日、中3週で迎えた10戦目は、小迫次男騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下の二本松特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら6番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

10月17日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上400万下の土湯特別（福島芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で小迫次男騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず9着に敗れた。

11月8日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上400万下の秋元湖特別（福島芝1200m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小迫次男騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上400万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小迫次男騎手（3戦0勝）。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた7頭を差し切り、最後は2着のグリーンマナードに2馬身半の差をつけて2勝目を挙げた。

12月13日、中2週で迎えた14戦目は、谷中公一騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の伊吹山特別（中京芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

4歳（1988年）

1月9日、中3週で迎えた15戦目は、5歳以上900万下の初富士賞（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は小迫次男騎手（4戦1勝）。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず9着に終わった。

2月14日、中4週で迎えた16戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の帆柱山特別（小倉芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小迫次男騎手（5戦1勝）。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

3月12日、中3週で迎えた17戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の鈴鹿特別（中京芝1200m 曇/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で小迫次男騎手（6戦1勝）。16頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では卓出した伸び脚で急追したが、抜け出したミントダッシュにハナ差届かず2着となった。

4月9日、中3週で迎えた18戦目は、5歳以上900万下の春霞特別（東京芝1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で小迫次男騎手（7戦1勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず4着に終わった。

5月1日、中2週で迎えた19戦目は、5歳以上900万下の大日岳特別（新潟芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小迫次男騎手（8戦1勝）。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に敗れた。

6月18日、中6週で迎えた20戦目は、横田吉光騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上900万下の白河特別（福島芝1200m 曇/良）に出走。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

7月10日、中2週で迎えた21戦目は、5歳以上900万下の尾瀬特別（福島芝1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で横田吉光騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に敗れた。

8月6日、中3週で迎えた22戦目は、4歳以上400万下のいわき特別（福島芝1200m 曇/不良）に出走。鞍上は大西直宏騎手（9戦1勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に敗れた。

9月3日、中3週で迎えた23戦目は、4歳以上400万下の角田山特別（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大西直宏騎手（10戦1勝）。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入った。

10月1日、中3週で迎えた24戦目は、4歳以上400万下の二本松特別（福島芝1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大西直宏騎手（11戦1勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

10月22日、中2週で迎えた25戦目は、4歳以上400万下の土湯特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大西直宏騎手（12戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

11月12日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた26戦目は、4歳以上400万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大西直宏騎手（13戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

5歳（1989年）

1月15日、中8週で迎えた27戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下（中山ダート1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

1月29日、中1週で迎えた28戦目は、5歳以上400万下（東京ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

2月18日、中2週で迎えた29戦目は、牝馬限定の5歳以上400万下（東京ダート1400m 曇/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で菊沢隆徳騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に敗れた。

3月18日、中3週で迎えた30戦目は、5歳以上400万下（中山ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で菊沢隆徳騎手（3戦0勝）。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

4月22日、中4週で迎えた31戦目は、5歳以上400万下の新発田特別（新潟芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は大西直宏騎手（14戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線に入ると、前で粘るキリチェリオを途轍もない末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて久方ぶりに勝ち星を挙げた。

5月6日、中1週で迎えた32戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の朝日岳特別（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大西直宏騎手（15戦2勝）。13頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。

6月24日、中6週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた33戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下の仲夏賞（新潟芝1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大西直宏騎手（16戦2勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた34戦目は、5歳以上900万下の彦星賞（新潟芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で大西直宏騎手（17戦2勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

8月20日、中5週で迎えた35戦目は、牝馬限定の4歳以上900万下の飯豊特別（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大西直宏騎手（18戦2勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では強烈な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のサファリオリーブをハナ差振り切って制した。

9月2日、中1週で迎えた36戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の三国特別（新潟芝1200m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で大西直宏騎手（19戦3勝）。15頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に敗れた。

10月21日、中6週で迎えた37戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の五色沼特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で大西直宏騎手（20戦3勝）。13頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、3着に入った。

11月12日、中2週で迎えた38戦目は、4歳以上900万下のラジオ福島賞（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で大西直宏騎手（21戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るハツノナタリーを目の覚めるような末脚で半馬身差し切って5勝目を獲得した。

11月25日、中1週で迎えた39戦目は、牝馬限定の4歳以上1400万下のユートピアステークス（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で大西直宏騎手（22戦4勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

12月10日、中1週で迎えた40戦目は、4歳以上1400万下の仲冬ステークス（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で大西直宏騎手（23戦4勝）。15頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず8着に終わった。

6歳（1990年）

7月15日、約7か月の休み明けで迎えた41戦目は、BSN杯（新潟芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で大西直宏騎手（24戦4勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

8月5日、中2週で迎えた42戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、G3の関屋記念（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての18番人気で15番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

9月9日、中4週で迎えた43戦目は、ハンデG3の京王杯オータムハンデキャップ（中山芝1600m 外回り曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

10月14日、中4週で迎えた44戦目は、ハンデ戦の奥多摩ステークス（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木幡初広騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

11月4日、中2週で迎えた45戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦のユートピアステークス（東京芝1400m 雨/不良）に出走。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では稲妻の如き末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

12月1日、中3週で迎えた46戦目は、ハンデ戦の中山競馬場スタンド完成記念（中山芝1200m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和宏騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

12月15日、中1週で迎えた47戦目は、師走ステークス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和宏騎手（2戦0勝）。15頭立ての10番人気で大外15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始6番手を追走。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

7歳（1991年）

1月15日、中3週で迎えた48戦目は、初富士ステークス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤和宏騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に終わった。

2月10日、中3週で迎えた49戦目は、テレビ山梨杯（東京芝1400m 小雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で加藤和宏騎手（4戦0勝）。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に敗れた。

3月3日、中2週で迎えた50戦目は、千葉ステークス（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で加藤和宏騎手（5戦0勝）。13頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に終わった。

3月23日、中2週で迎えた51戦目は、ハンデ戦でオープンのマーチステークス（中山芝1600m 外回り曇/不良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は大西直宏騎手（25戦4勝）。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

4月6日、中1週で迎えた52戦目は、ハンデ戦の卯月ステークス（中山芝1200m 外回り小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で大西直宏騎手（26戦4勝）。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず9着に終わった。