コスモデナリ（2008年生、母ミュージー）

コスモデナリ（2008年5月21日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋マッキンリー山の正式名称」。毛色は栗毛。種牡馬のチーフベアハート（当時15歳）と交配したミュージーが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）宮内牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方33戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2010年の菊田一夫記念館レース。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ディスティニーファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、宮内牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、ビッグレッドファームによって315万円で落札された。

清水利章厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2010年）

9月12日、デビュー戦は石橋脩騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は474kg。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見所を作れず10着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた2戦目は、中谷雄太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/不良）に出走。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず14着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（東京芝2000m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で中谷雄太騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚が止まってしまい10着に終わった。

10月17日、連闘で迎えた4戦目は、2歳未勝利（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で中谷雄太騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では決め手に欠いて13着に終わった。

11月23日、中4週で迎えた5戦目は、菊地康朗騎手を鞍上に迎えて、2歳（水沢ダート850m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るヘブンオンマッハを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

11月29日、連闘で迎えた6戦目は、2歳戦の菊田一夫記念館レース（水沢ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菊地康朗騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では豪快に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のシアーブリスを半馬身振り切って2勝目を獲得した。

3歳（2011年）

1月8日、中5週で迎えた7戦目は、3歳B1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で菊地康朗騎手（2戦2勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったシュクモモコに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

5月14日、約4か月の休養明けで迎えた8戦目は、3歳戦のがんばろう田野畑（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で菊地康朗騎手（3戦2勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。

5月30日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦のアンバー賞（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で菊地康朗騎手（4戦2勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた10戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の花巻大迫あんどんまつりレース（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく5着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の夫婦石おいとこレース（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は菊地康朗騎手（5戦2勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

7月23日、中3週で迎えた12戦目は、3歳B1（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は関本淳騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

8月6日、中1週で迎えた13戦目は、3歳B2（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は菊地康朗騎手（6戦2勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

8月22日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦のオニキス賞（盛岡ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菊地康朗騎手（7戦2勝）。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

9月4日、中1週で迎えた15戦目は、3歳B2一（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菊地康朗騎手（8戦2勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

9月28日、中2週で迎えた16戦目は、丸山真一騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

10月6日、連闘で迎えた17戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で丸山真一騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

10月11日、連闘で迎えた18戦目は、森島貴之騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

10月18日、連闘で迎えた19戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で森島貴之騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

10月28日、中0週で迎えた20戦目は、一般C26（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森島貴之騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。

11月15日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた21戦目は、一般C25（名古屋ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は丸山真一騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた22戦目は、一般C26（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は森島貴之騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

12月5日、連闘で迎えた23戦目は、友森翔太郎騎手を鞍上に迎えて、一般C26（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

12月28日、中2週で迎えた24戦目は、一般C28（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で友森翔太郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

4歳（2012年）

1月2日、連闘で迎えた25戦目は、健☆沙央理祝!結婚記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で友森翔太郎騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が冴えず5着に終わった。

1月16日、中1週で迎えた26戦目は、加藤利征騎手を鞍上に迎えて、一般C30（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

1月30日、中1週で迎えた27戦目は、一般C30（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は友森翔太郎騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

2月20日、中2週で迎えた28戦目は、祝達也・渚結婚記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は森島貴之騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に終わった。

3月5日、中1週で迎えた29戦目は、東日本大震災私たちは忘れない!（名古屋ダート800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で森島貴之騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のコスモインパクターを3/4馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

3月21日、中1週で迎えた30戦目は、『まるちゃん退職記念』（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で森島貴之騎手（6戦1勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

3月27日、連闘で迎えた31戦目は、タンポポ特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で森島貴之騎手（7戦1勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

4月9日、中1週で迎えた32戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で森島貴之騎手（8戦1勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

5月1日、中2週で迎えた33戦目は、一般C21（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で森島貴之騎手（9戦1勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

5月14日、中1週で迎えた34戦目は、一般C17（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で森島貴之騎手（10戦1勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

6月3日、中2週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた35戦目は、一般C2十四（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は菊地康朗騎手（9戦2勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

6月10日、連闘で迎えた36戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、一般C2十三（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた37戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、一般C2六（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では決め手が足りず5着に敗れた。