トウケイハーバー（2005年生、母アイズビューティー）

トウケイハーバー（2005年4月22日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋港」。毛色は栗毛。種牡馬のボストンハーバー（当時11歳）と交配したアイズビューティーが5歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）千代田牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方27戦2勝2着5回。主な勝ち鞍は2009年の4歳以上D3二。

経歴

デビュー前

1歳のとき、千代田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、木村信彦によって1,102.5万円で落札された。

大久保龍志厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2008年）

1月6日、デビュー戦は荻野琢真騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は452kg。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に終わった。

3月8日、中8週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

5月2日、中7週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた3戦目は、小谷周平騎手を鞍上に迎えて、3歳F3二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた4戦目は、3歳F3一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小谷周平騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったホーリーに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

5月27日、中1週で迎えた5戦目は、3歳F3一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小谷周平騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天資の闘争本能でゴールまで力戦したが、4着に終わった。

6月24日、中3週で迎えた6戦目は、3歳F3二（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小谷周平騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

7月22日、中3週で迎えた7戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、3歳F3一（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

8月5日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、3歳F3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

8月28日、中2週で迎えた9戦目は、3歳F4一（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は小谷周平騎手（4戦0勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

12月17日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から26kg減らして迎えた10戦目は、保利良平騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D6一（園田ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に終わった。

12月30日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上D6一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で保利良平騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のシルマリルに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4歳（2009年）

1月13日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上D3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で保利良平騎手（2戦1勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

2月4日、中2週で迎えた13戦目は、板野央騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D3四（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったマッキーサマンサに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

2月17日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上D3二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は保利良平騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のプリヤカーンに2馬身半の差をつけて2勝目をマークした。

3月5日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上C6二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で保利良平騎手（4戦2勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい5着に敗れた。

4月22日、中6週で迎えた16戦目は、4歳以上C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で保利良平騎手（5戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、伸びてきたトウカイボス決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。

5月6日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で保利良平騎手（6戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

5月28日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上C1二（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で保利良平騎手（7戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚が止まってしまい9着に敗れた。

6月16日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上C1（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で保利良平騎手（8戦2勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で保利良平騎手（9戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではシャープな伸び脚で猛進したが、ボビーファインダーにアタマ差交わされて2着に惜敗した。

7月14日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で保利良平騎手（10戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後はタレてしまい12着に敗れた。

7月28日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で保利良平騎手（11戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら3番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

8月6日、連闘で迎えた23戦目は、3歳以上C2（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で保利良平騎手（12戦2勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったマジックトゥラヴを半馬身捉え切れず2着となった。

8月19日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上C2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で保利良平騎手（13戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に敗れた。

9月1日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大山真吾騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に終わった。

9月10日、連闘で迎えた26戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はガス欠状態になり10着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた27戦目は、3歳以上C2（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で大山真吾騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

10月7日、中1週で迎えた28戦目は、瀬沢宙騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

10月28日、中2週で迎えた29戦目は、3歳以上C2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で瀬沢宙騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。