ワイズプリンス（1990年生、母ビーマイフアイア）

ワイズプリンス（1990年4月24日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のワイズカウンセラー（当時7歳）と交配したビーマイフアイアが5歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は永田克之。戦績は、中央平地2戦0勝、地方37戦10勝2着4回。主な勝ち鞍は1994年の加治川特別(B1)。

経歴

デビュー前

清水利章厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1993年）

6月27日、デビュー戦は嶋田高宏騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（福島芝1000m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は438kg。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には届かず10着に終わった。

7月24日、中3週で迎えた2戦目は、本間忍騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では脚が残っておらず14着に終わった。

9月16日、中7週で迎えた3戦目は、森川一二三騎手を鞍上に迎えて、4歳C2ハ（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のコンサートホールに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月22日、連闘で迎えた4戦目は、榎伸彦騎手を鞍上に迎えて、4歳C1（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のシークレットデートに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

10月2日、中0週で迎えた5戦目は、4歳C1（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で榎伸彦騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったダービーアールから2馬身差の2着に敗北した。

10月17日、中1週で迎えた6戦目は、4歳B（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で榎伸彦騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のダービーアールに半馬身の差をつけて3勝目を手に入れた。

10月31日、中1週で迎えた7戦目は、馬渕繁治騎手を鞍上に迎えて、4歳B2（新潟(地)ダート1600m 雨/不良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のスーパーイメージに1馬身半の差をつけて4勝目を手中に収めた。

11月21日、中2週で迎えた8戦目は、4歳A2（新潟(地)ダート1700m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は榎伸彦騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月5日、中1週で迎えた9戦目は、4歳B2（新潟(地)ダート1600m 雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で榎伸彦騎手（4戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のオールアキングに8馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

4歳（1994年）

1月4日、中3週で迎えた10戦目は、福寿草特別（新潟(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で榎伸彦騎手（5戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったキングリージェントから4馬身差の2着に敗北した。

4月5日、約3か月の休養明けで迎えた11戦目は、一般B2ハ（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で榎伸彦騎手（6戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月18日、中1週で迎えた12戦目は、一般B2ハ（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で榎伸彦騎手（7戦3勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月29日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた13戦目は、一般B3イ（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で榎伸彦騎手（8戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のマキバストームに半馬身の差をつけて6勝目を手中に収めた。

5月29日、中3週で迎えた14戦目は、一般B2（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で榎伸彦騎手（9戦4勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた15戦目は、塩村克己騎手を鞍上に迎えて、一般B2ロ（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月27日、中1週で迎えた16戦目は、一般B2ロ（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は森川一二三騎手（1戦1勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた17戦目は、一般B2イ（三条ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は榎伸彦騎手（10戦4勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月26日、中1週で迎えた18戦目は、一般B2ロ（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で榎伸彦騎手（11戦4勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月19日、中2週で迎えた19戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、一般B2（三条ダート1600m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のメジャーロールをハナ差制して7勝目を手に入れた。

9月15日、中3週で迎えた20戦目は、渡辺正治騎手を鞍上に迎えて、一般B2（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のサクラポアンに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

9月26日、中1週で迎えた21戦目は、一般B1ロ（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺正治騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のホクトフォーレストをハナ差制して9勝目をつかんだ。

10月24日、中3週で迎えた22戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、加治川特別（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のタニノマラケートをクビ差制して破竹の4連勝を決めた。

11月5日、中1週で迎えた23戦目は、霜月特別（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5歳（1995年）

4月9日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた24戦目は、一般B1ロ（三条ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は榎伸彦騎手（12戦4勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月30日、中2週で迎えた25戦目は、一般B1ハ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（2戦1勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月7日、連闘で迎えた26戦目は、大沢健司騎手を鞍上に迎えて、一般B1ロ（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月22日、中1週で迎えた27戦目は、一般B1ロ（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は向山牧騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったノースエクスプレスから1馬身差の2着となった。

6月13日、中2週で迎えた28戦目は、山口高騎手を鞍上に迎えて、一般B1イ（新潟(地)ダート1700m 雨/良）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月1日、中2週で迎えた29戦目は、長谷川太行騎手を鞍上に迎えて、盛夏特別（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた30戦目は、一般B1イ（新潟(地)ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は渡辺正治騎手（2戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月30日、中1週で迎えた31戦目は、一般B2イ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は榎伸彦騎手（13戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったチャームマイティから2馬身差の2着に敗北した。

8月18日、中2週で迎えた32戦目は、五十嵐川賞（三条ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は渡辺正治騎手（3戦2勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月17日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた33戦目は、石井久治騎手を鞍上に迎えて、一般B1イ（新潟(地)ダート1600m 雨/不良）に出走。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月6日、中2週で迎えた34戦目は、一般B1ロ（三条ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は渡辺正治騎手（4戦2勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月13日、連闘で迎えた35戦目は、姫川特別（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は長谷川太行騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月3日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた36戦目は、一般B2イ（三条ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は石井久治騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月16日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた37戦目は、一般B1イ（三条ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は山口高騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月11日、中3週で迎えた38戦目は、一般B1ロ（新潟(地)ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は向山牧騎手（2戦1勝）。4頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

6歳（1996年）

4月6日、約4か月の休養明けで迎えた39戦目は、一般B2イ（三条ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は長谷川太行騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。