ツルギチャンピオン（1999年生、母クリタチバナ）

ツルギチャンピオン（1999年5月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋優勝者」。毛色は青鹿毛。種牡馬のタヤスツヨシ（当時7歳）と交配したクリタチバナが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者はエスティウィンファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、地方7戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は2003年の一般C2。

経歴

デビュー前

渡辺栄厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2002年）

3月2日、デビュー戦は安田康彦騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。馬体重は484kg。13頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず6着に敗れた。

4歳（2003年）

3月12日、約12か月半の休み明けで迎えた2戦目は、林陽介騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったホーマンワンダオーから1馬身差の2着となった。

3月24日、中1週で迎えた3戦目は、一般C2（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で林陽介騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったカネサイホリデーからクビ差の2着に甘んじた。

4月9日、中1週で迎えた4戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた5戦目は、一般C2（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のモリタケに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4月30日、連闘で迎えた6戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で牧野孝光騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のカネサイホリデーに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月13日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で牧野孝光騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマヒサエトランゼに約13馬身の大差をつけて3勝目を掴み取った。

5月27日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で牧野孝光騎手（4戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のマチカネセンペイに5馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

6月28日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた9戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の城崎特別（阪神ダート1400m 小雨/重）に出走。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず15着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で角田晃一騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

11月16日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた11戦目は、生野賢一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では脚を伸ばせず15着に終わった。