オープンザゲート（2004年生、母モーニングタイド）
Open the Gate
2004.04.22
オープンザゲート（2004年4月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「未来を開け」。毛色は鹿毛。種牡馬のボストンハーバー（当時10歳）と交配したモーニングタイドが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（株）松浦牧場。戦績は、中央平地30戦3勝2着4回、中央障害1戦0勝、地方14戦1勝。主な勝ち鞍は2008年の3歳以上500万下。
経歴
デビュー前
田村康仁厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（2006年）
6月24日、デビュー戦は木幡初広騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一際目立つ伸びを見せたが、伸びてきたチアズウイナー決め手に屈して半馬身差の2着となった。
7月8日、中1週で迎えた2戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（函館ダート1000m 曇/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったコンゴウダイオーに詰め切れず、5馬身差の2着となった。
7月22日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（1戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のブラックバレットに3馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。
9月2日、中5週で迎えた4戦目は、2歳500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田伸二騎手（2戦1勝）。5頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。
12月10日、約3か月半の休養明けで迎えた5戦目は、2歳500万下（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は木幡初広騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では天資の負けん性を発揮してゴールまで力戦し、3着を確保した。
12月23日、中1週で迎えた6戦目は、2歳500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のワンダフルドーラを半馬身振り切って2勝目を挙げた。
3歳（2007年）
1月7日、中1週で迎えた7戦目は、3歳オープンのジュニアカップ（中山芝1600m 外回り 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で木幡初広騎手（3戦1勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。先手を取り、遅いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず8着に終わった。
1月27日、中2週で迎えた8戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのクロッカスステークス（東京芝1400m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚勢が鈍り10着に終わった。
2月18日、中2週で迎えた9戦目は、3歳オープンのヒヤシンスステークス（東京ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は木幡初広騎手（4戦1勝）。13頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に終わった。
10月6日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の河口湖特別（東京ダート1300m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天授のガッツでゴールまで頑張り、4着を確保した。
10月28日、中2週で迎えた11戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の多摩川特別（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘し、4着に入った。
11月23日、中3週で迎えた12戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の深秋特別（東京ダート1300m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り7着に敗れた。
12月15日、中2週で迎えた13戦目は、3歳以上1000万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は吉田隼人騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず16着に敗れた。
4歳（2008年）
3月30日、約3か月半の休養明けで迎えた14戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（阪神ダート1400m 小雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が悪くなり16着に終わった。
4月6日、連闘で迎えた15戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を見せたが、伸びてきたサキノリュウオー決め手に屈してアタマ差の2着となった。
4月26日、中2週で迎えた16戦目は、加藤士津八騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の青梅特別（東京ダート1400m 雨/良）に出走。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びを欠き11着に敗れた。
7月13日、約2か月半の間隔を開けて迎えた17戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は藤田伸二騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では物凄い伸び脚で急追したが、勝ったトーホウグリーンに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。
7月26日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（4戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では息長く終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のケルティックハープを半馬身振り切って断然の支持に応えた。
8月2日、連闘で迎えた19戦目は、3歳以上1000万下の七重浜特別（函館ダート1000m 小雨/不良）に出走。鞍上は木幡初広騎手（5戦1勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。
9月13日、中5週で迎えた20戦目は、3歳以上1000万下の浦安特別（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（6戦1勝）。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では決め手に欠いて16着に終わった。
10月5日、中2週で迎えた21戦目は、3歳以上1000万下（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は田中勝春騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず13着に終わった。
5歳（2009年）
3月7日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた22戦目は、4歳以上1000万下（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は中舘英二騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。
4月26日、中6週で迎えた23戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。15頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後はガス欠状態になり14着に終わった。
11月8日、約6か月半の休養明けで迎えた24戦目は、長谷川浩大騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下のフルーツラインカップ（福島ダート1150m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。
12月27日、中6週で迎えた25戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。
6歳（2010年）
1月11日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上1000万下（中山芝1200m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は木幡初広騎手（7戦1勝）。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びが劣勢になり14着に終わった。
2月28日、中6週で迎えた27戦目は、4歳以上1000万下（中山ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は田中勝春騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。
3月13日、中1週で迎えた28戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。15頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。
4月10日、中3週で迎えた29戦目は、4歳以上1000万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野次郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚にキレが無く16着に終わった。
5月29日、中6週で迎えた30戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 曇）に出走。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。14着に終わった。
6月12日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上1000万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は中舘英二騎手（2戦0勝）。18頭立ての18番人気で17番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では脚を伸ばせず18着に終わった。
7月19日、中4週で迎えた32戦目は、﨏畑雄一郎騎手を鞍上に迎えて、海の日特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。
7月31日、中1週で迎えた33戦目は、夕凪特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で﨏畑雄一郎騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。
8月14日、中1週で迎えた34戦目は、いろは丸YOSAKOI特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で﨏畑雄一郎騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。
8月29日、中1週で迎えた35戦目は、熊ヶ峰特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で﨏畑雄一郎騎手（3戦0勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。
9月5日、連闘で迎えた36戦目は、馬主気分でガン馬りま賞（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で﨏畑雄一郎騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。
9月20日、中1週で迎えた37戦目は、彼岸花特別（福山ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で﨏畑雄一郎騎手（5戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。
10月10日、中2週で迎えた38戦目は、秋祭り特別（福山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で﨏畑雄一郎騎手（6戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。
10月17日、連闘で迎えた39戦目は、オータム特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で﨏畑雄一郎騎手（7戦0勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。
11月6日、中2週で迎えた40戦目は、紅葉狩り特別（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で﨏畑雄一郎騎手（8戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に終わった。
11月20日、中1週で迎えた41戦目は、しずない産米「万馬券」特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で﨏畑雄一郎騎手（9戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。
11月28日、連闘で迎えた42戦目は、福山大賞典トライアル 山野峡特別（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で﨏畑雄一郎騎手（10戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。
12月12日、中1週で迎えた43戦目は、師走特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で﨏畑雄一郎騎手（11戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。
7歳（2011年）
1月2日、中2週で迎えた44戦目は、初夢特別（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で﨏畑雄一郎騎手（12戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のライトオブマリアに3/4馬身の差をつけて久々に美酒を浴びた。
1月22日、中2週で迎えた45戦目は、ぶちええど福山特別（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で﨏畑雄一郎騎手（13戦1勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。