ドージマファイター（1992年生、母ドウジマゴールド）

ドージマファイター（1992年3月12日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のペンシルプツシヤー（当時10歳）と交配したドウジマゴールドが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は松本俊博。戦績は、中央平地5戦0勝2着1回、地方29戦29勝。主な勝ち鞍は1998年のみのり特別(一般B1以下)。

経歴

デビュー前

佐藤全弘厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1995年）

7月22日、デビュー戦は高山太郎騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（福島ダート1000m 曇/不良）に出走。馬体重は526kg。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

8月6日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で高山太郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。

8月26日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（新潟芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で高山太郎騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

9月10日、中1週で迎えた4戦目は、的場均騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではスパッとキレる脚を見せたが、伸びてきたステラトウショウ決め手に屈してアタマ差の2着に惜敗した。

9月30日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場均騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

4歳（1996年）

2月7日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から27kg増やして迎えた6戦目は、高橋和宏騎手を鞍上に迎えて、一般C4チ C5イ（足利ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のドウカンマリーンに3/4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

2月23日、中1週で馬体重を前走から18kg絞って迎えた7戦目は、一般C4ニ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋和宏騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のシーエースターに4馬身の差をつけて2勝目をマークした。

3月22日、中3週で迎えた8戦目は、一般C4（宇都宮ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋和宏騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のサテライトロマンに1馬身の差をつけて勝利をモノにする

4月8日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2ロ C3イ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高橋和宏騎手（3戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のカズタカサリーに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

5月26日、中6週で迎えた10戦目は、一般C3（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で高橋和宏騎手（4戦4勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のスターアンタレスに5馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

6月8日、中1週で迎えた11戦目は、一般C3（足利ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で高橋和宏騎手（5戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のトキノショウグンに3馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

12月11日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた12戦目は、大木義一騎手を鞍上に迎えて、一般C4ヘ（足利ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のイワバクリークオーに8馬身の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

12月30日、中2週で迎えた13戦目は、一般C4（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は高橋和宏騎手（6戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のミサトシルバーに7馬身の差をつけて貫禄の8連勝を決めた。

5歳（1997年）

1月18日、中2週で迎えた14戦目は、一般C4（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋和宏騎手（7戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のエヌケーミノルに1馬身の差をつけて驚異の9連勝を決めた。

1月31日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋和宏騎手（8戦8勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のサテライトマッキーに2馬身の差をつけて10連勝を達成した。

2月17日、中1週で迎えた16戦目は、一般C3（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で高橋和宏騎手（9戦9勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のショウリカイドウに1馬身半の差をつけて連勝数を11に伸ばした。

3月2日、中1週で迎えた17戦目は、一般C3（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で高橋和宏騎手（10戦10勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のアサマブライアンに5馬身の差をつけて連勝数を12に伸ばした。

3月15日、中1週で迎えた18戦目は、若菜特別（宇都宮ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で高橋和宏騎手（11戦11勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のサファリビューティに3馬身の差をつけて連勝数を13に伸ばした。

4月18日、中4週で迎えた19戦目は、れんげ草特別（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で高橋和宏騎手（12戦12勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のグラスウィンに4馬身の差をつけて連勝数を14に伸ばした。

5月3日、中1週で迎えた20戦目は、すずらん特別（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で高橋和宏騎手（13戦13勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のスルーオダンスに4馬身の差をつけて連勝数を15に伸ばした。

6月21日、中6週で迎えた21戦目は、パール特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で高橋和宏騎手（14戦14勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のブルーマリンベストに6馬身の差をつけて連勝数を16に伸ばした。

6歳（1998年）

1月7日、約6か月半の休養明けで迎えた22戦目は、一般C1（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で高橋和宏騎手（15戦15勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のニシネオペラに2馬身の差をつけて連勝数を17に伸ばした。

2月4日、中3週で迎えた23戦目は、アメジスト特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で高橋和宏騎手（16戦16勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のイブキノキャプテンに2馬身の差をつけて連勝数を18に伸ばした。

2月19日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で高橋和宏騎手（17戦17勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のダイヤモンドカムイに4馬身の差をつけて連勝数を19に伸ばした。

3月14日、中2週で迎えた25戦目は、チューリップ特別（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で高橋和宏騎手（18戦18勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のイブキノキャプテンに半馬身の差をつけて20連勝を達成した。

7月25日、約4か月半の休養明けで迎えた26戦目は、カンナ特別（宇都宮ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は14戦連続で高橋和宏騎手（19戦19勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のリクレンジャーに1馬身半の差をつけて連勝数を21に伸ばした。

8月13日、中2週で迎えた27戦目は、ふじばかま特別（宇都宮ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で高橋和宏騎手（20戦20勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のダイヤモンドカムイに1馬身半の差をつけて連勝数を22に伸ばした。

8月30日、中1週で迎えた28戦目は、ウチョウラン特別（足利ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は16戦連続で高橋和宏騎手（21戦21勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のミサスピードに3馬身の差をつけて連勝数を23に伸ばした。

9月24日、中3週で迎えた29戦目は、かわせみ特別（足利ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は17戦連続で高橋和宏騎手（22戦22勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のイクノローマンに1馬身半の差をつけて連勝数を24に伸ばした。

10月6日、中1週で迎えた30戦目は、みのり特別（宇都宮ダート1900m 雨/重）に出走。鞍上は18戦連続で高橋和宏騎手（23戦23勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のダイヤモンドカムイに1馬身半の差をつけて連勝数を25に伸ばした。

10月24日、中2週で迎えた31戦目は、古賀志山特別（宇都宮ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は19戦連続で高橋和宏騎手（24戦24勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のポリシュアドミラルに半馬身の差をつけて連勝数を26に伸ばした。

7歳（1999年）

4月25日、約6か月の休み明けで迎えた32戦目は、春りんどう特別（足利ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は20戦連続で高橋和宏騎手（25戦25勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のグレースボーイをクビ差制して連勝数を27に伸ばした。

8歳（2000年）

4月9日、約11か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた33戦目は、とき草特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は21戦連続で高橋和宏騎手（26戦26勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のリードスキャットに1馬身半の差をつけて連勝数を28に伸ばした。

11月19日、約7か月半の休み明けで迎えた34戦目は、ひいらぎ特別（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は22戦連続で高橋和宏騎手（27戦27勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のニッシヘラに1馬身半の差をつけて連勝数を29に伸ばした。