ルーモス（2015年生、母マジックポーションⅡ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、秋田牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

3歳（2018年）

2月24日、デビュー戦は横山典弘騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のスズカノロッソをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

4月14日、中6週で迎えた2戦目は、3歳500万下の山藤賞（中山芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦1勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら7番手で通過。直線では見所を作れず9着に敗れた。

12月16日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で横山典弘騎手（2戦1勝）。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では目立つような脚を使えず13着に終わった。

4歳（2019年）

3月3日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から8kg絞って迎えた4戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉芝2000m 小雨/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のエレクトロニカをハナ差振り切って1着ゴールを果たした。

5月12日、中9週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた5戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の赤倉特別（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。

6月16日、中4週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた6戦目は、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスの北斗特別（函館芝1800m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で横山和生騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

7月7日、中2週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳以上2勝クラスのかもめ島特別（函館芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は横山武史騎手（1戦1勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に終わった。

11月16日、約4か月半の休み明けで迎えた8戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスのフルーツラインカップ（福島芝2600m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では脚が残っておらず14着に終わった。

5歳（2020年）

1月25日、中9週で迎えた9戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上2勝クラスの響灘特別（小倉ダート1700m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では見所を作れず16着に終わった。

2月8日、中1週で迎えた10戦目は、牝馬限定の4歳以上2勝クラスの太宰府特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で黛弘人騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。

2020年2月19日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

3月30日、中6週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた11戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、桃花特別（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

4月13日、中1週で迎えた12戦目は、陽春特別（水沢ダート1600m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

5月11日、中3週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた13戦目は、皐月特別（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で南郷家全騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。

5月26日、中1週で迎えた14戦目は、青葉特別（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で南郷家全騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた15戦目は、あすなろ賞（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で南郷家全騎手（4戦0勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた16戦目は、水無月特別（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で南郷家全騎手（5戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

7月20日、中3週で迎えた17戦目は、OROターフ特別（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で南郷家全騎手（6戦0勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた18戦目は、地方重賞のせきれい賞（盛岡芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で南郷家全騎手（7戦0勝）。13頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。

8月30日、中3週で迎えた19戦目は、牝馬限定地方重賞のビューチフルドリーマーカップ（水沢ダート1900m 雨/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で南郷家全騎手（8戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

9月12日、中1週で迎えた20戦目は、白露特別（盛岡ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は10戦連続で南郷家全騎手（9戦0勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

9月28日、中1週で迎えた21戦目は、野分特別（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で南郷家全騎手（10戦0勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では脚が残っておらず12着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた22戦目は、寒露特別（盛岡ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で南郷家全騎手（11戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた23戦目は、紅葉特別（盛岡ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は13戦連続で南郷家全騎手（12戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は勢いを失って8着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた24戦目は、朝露特別（盛岡ダート1600m 小雨/重）に出走。鞍上は14戦連続で南郷家全騎手（13戦0勝）。10頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた25戦目は、ブリーダーズ・スタリオン特別（盛岡ダート1600m 小雨/重）に出走。鞍上は15戦連続で南郷家全騎手（14戦0勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた26戦目は、寒椿特別（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で南郷家全騎手（15戦0勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

12月31日、中2週で迎えた27戦目は、歳末特別（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は17戦連続で南郷家全騎手（16戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に終わった。

6歳（2021年）

3月12日、中9週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた28戦目は、一般C2十一（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は18戦連続で南郷家全騎手（17戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に敗れた。

3月20日、連闘で馬体重を前走から12kg絞って迎えた29戦目は、一般C2十二（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は19戦連続で南郷家全騎手（18戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出したが、3着に終わった。

4月4日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2十二（水沢ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は20戦連続で南郷家全騎手（19戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るラウダーテを上がり2位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

4月19日、中1週で迎えた31戦目は、一般C2六（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は21戦連続で南郷家全騎手（20戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

5月24日、中4週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた32戦目は、一般C2八（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は22戦連続で南郷家全騎手（21戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではいいところがなく10着に敗れた。

2021年11月21日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。