ヒノデテイオー（1986年生、母ランドサカエ）

ヒノデテイオー（1986年5月2日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のクラウンドプリンス（当時17歳）と交配したランドサカエが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）豊田田村牧場。戦績は、中央平地9戦0勝、中央障害4戦0勝2着3回、地方10戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は1988年の楠風賞。

経歴

デビュー前

後條雄作厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1988年）

5月5日、デビュー戦は井上俊彦騎手を鞍上に据えて、3歳（帯広ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は449kg。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月11日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、3歳（旭川ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月25日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（旭川ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で井上俊彦騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月15日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、古川哲也騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート900m 晴/稍重）に出走。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に敗れた。

8月22日、連闘で迎えた5戦目は、3歳（佐賀ダート900m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で古川哲也騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月4日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で古川哲也騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のマドンナノホーセキをクビ差制して初勝利を挙げた。

9月18日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で古川哲也騎手（3戦1勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月9日、中2週で迎えた8戦目は、2歳戦の楠風賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で古川哲也騎手（4戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のベニサンゴに3/4馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

10月23日、中1週で迎えた9戦目は、2歳戦の楠風賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で古川哲也騎手（5戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったエステイオーから半馬身差の2着に敗北した。

11月20日、中3週で迎えた10戦目は、2歳戦の楠風賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で古川哲也騎手（6戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のアステリーチエリーをハナ差制して3勝目を収める

3歳（1989年）

1月15日、中7週で迎えた11戦目は、村本善之騎手を鞍上に迎えて、3歳G3のシンザン記念（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。芝レース及び重賞競走への出走は初となった。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを14番手で通過。直線では伸びが劣勢になり15着に終わった。

2月5日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた12戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、4歳400万下（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に終わった。

2月12日、連闘で迎えた13戦目は、4歳400万下（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で南井克巳騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

8月13日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた14戦目は、柴田政人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に敗れた。

9月16日、中4週で迎えた15戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（函館芝2000m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

10月7日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上400万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は南井克巳騎手（2戦0勝）。15頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを12番手で通過。直線では伸びが鈍く14着に敗れた。

10月21日、中1週で迎えた17戦目は、林満明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。

11月18日、中3週で迎えた18戦目は、4歳以上400万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で林満明騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

12月10日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上400万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で林満明騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

4歳（1990年）

1月7日、中3週で迎えた20戦目は、押田年郎騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。8着に敗れた。

1月15日、連闘で迎えた21戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で押田年郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったナムラモノノフから3/4馬身差の2着となった。

1月27日、中1週で迎えた22戦目は、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で押田年郎騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったハギノグレートから3馬身差の2着に敗北した。

2月10日、中1週で迎えた23戦目は、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は4戦連続で押田年郎騎手（3戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったランドカイザーから2馬身半差の2着に敗北した。