サニーストーム（2016年生、母バーミスキャット）

経歴

デビュー前

1歳のとき、土田農場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、グランデファームによって756万円で落札された。2歳のとき、グランデファームから「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、陳立文によって1,404万円で落札された。

加藤征弘厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2018年）

9月15日、デビュー戦は戸崎圭太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 小雨/稍重）に出走。馬体重は436kg。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では矢のように急駛したが、抜け出したハルサカエにクビ差届かず2着に惜敗した。

12月9日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて13番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るアールランペイジを凄まじい末脚で交わし去り、最後は3馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

3歳（2019年）

2月23日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち味のガッツで最後まで奮闘したが、伸びてきたジャパンスウェプト決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

4月6日、中5週で迎えた4戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したスマートマルシェを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

5月25日、中6週で迎えた5戦目は、3歳500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上はM.デムーロ騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、3着に終わった。

7月21日、中7週で迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（福島ダート1150m 曇/稍重）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（1戦0勝）。15頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のサトノユニゾンに5馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

9月15日、中7週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳以上2勝クラス（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上はM.デムーロ騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が振るわず11着に敗れた。

11月30日、約2か月半の間隔を開けて迎えた8戦目は、O.マーフィー騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの鹿島特別（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。最後は勢いを失って15着に敗れた。

4歳（2020年）

1月19日、中6週で迎えた9戦目は、4歳以上2勝クラス（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上はC.ルメール騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、5着に終わった。

3月22日、中8週で迎えた10戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく13着に敗れた。

5月30日、中9週で迎えた11戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの富嶽賞（東京ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず8着に敗れた。

8月16日、約2か月半の間隔を開けて迎えた12戦目は、水口優也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（札幌ダート1000m 晴/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、3着に入り込んだ。

5歳（2021年）

4月3日、約7か月半の休み明けで迎えた13戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上2勝クラスの葛飾特別（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では余力が残っておらず16着に終わった。

5月23日、中6週で迎えた14戦目は、4歳以上2勝クラスの火打山特別（新潟ダート1200m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず14着に終わった。

2021年5月28日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。