カストルキング（2005年生、母プリマヴェーラ）

カストルキング（2005年4月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「双子座のα星＋父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のキングヘイロー（当時10歳）と交配したプリマヴェーラが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）沖田牧場。戦績は、中央平地10戦0勝、地方23戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は2009年の一般C10。

経歴

デビュー前

1歳のとき、沖田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

昆貢厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2007年）

12月1日、デビュー戦は松田大作騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に終わった。

12月9日、連闘で迎えた2戦目は、野元昭嘉騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、6着に入り込んだ。

3歳（2008年）

1月19日、中5週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は松田大作騎手（1戦0勝）。18頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず12着に終わった。

1月27日、連闘で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は野元昭嘉騎手（1戦0勝）。17頭立ての11番人気で大外17番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた5戦目は、田中克典騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。

5月17日、約3か月の休養明けで迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は野元昭嘉騎手（2戦0勝）。15頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

6月8日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で野元昭嘉騎手（3戦0勝）。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では脚を伸ばせず13着に終わった。

7月13日、中4週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で野元昭嘉騎手（4戦0勝）。17頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びが鈍く12着に終わった。

8月9日、中3週で迎えた9戦目は、田中健騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての17番人気で16番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず13着に終わった。

8月30日、中2週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は野元昭嘉騎手（5戦0勝）。18頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、18番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい14着に終わった。

9月27日、中3週で迎えた11戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2-20（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C2-20（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のカシノジュリアに5馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月19日、連闘で迎えた13戦目は、3歳以上C2 26（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（2戦1勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したハクユウヴァンクルを捕まえ切れず、2馬身差の2着となった。

10月26日、連闘で迎えた14戦目は、3歳以上C2 17（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で鮫島克也騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したスピリットアイズを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

11月24日、中3週で迎えた15戦目は、3歳以上C2 15（佐賀ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で鮫島克也騎手（4戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のオーヨドヨシツネに1馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

12月20日、中3週で迎えた16戦目は、3歳以上C2 11（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で鮫島克也騎手（5戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月27日、連闘で迎えた17戦目は、3歳以上C2 27（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で鮫島克也騎手（6戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4歳（2009年）

1月3日、連闘で馬体重を前走から11kg減らして迎えた18戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 11（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に敗れた。

1月24日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上C2-10（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

2月22日、中3週で迎えた20戦目は、楢崎功祐騎手を鞍上に迎えて、一般C2 18（福山ダート1250m 曇/重）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月7日、中1週で迎えた21戦目は、三村展久騎手を鞍上に迎えて、一般C2 17（福山ダート1250m 晴/重）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月22日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2 14（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で三村展久騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のアドミラルマドンナに1馬身半の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

4月12日、中2週で迎えた23戦目は、一般C10（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で三村展久騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のエーシンマイルピンに1馬身半の差をつけて断トツの支持に応えた。

5月4日、中2週で迎えた24戦目は、一般C7（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で三村展久騎手（3戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月17日、中1週で迎えた25戦目は、一般C9（福山ダート1250m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で三村展久騎手（4戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月24日、連闘で迎えた26戦目は、一般C14イ（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で三村展久騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月7日、中1週で迎えた27戦目は、高知・福山連携いろは丸シリーズ六戦（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で三村展久騎手（6戦2勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた28戦目は、高知・福山連携明光丸シリーズ二戦（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で三村展久騎手（7戦2勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月28日、連闘で迎えた29戦目は、一般C12ロ（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で三村展久騎手（8戦2勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた30戦目は、一般C7（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で三村展久騎手（9戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月20日、連闘で迎えた31戦目は、周藤直樹騎手を鞍上に迎えて、一般C7（福山ダート1130m 雨/不良）に出走。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月9日、中2週で迎えた32戦目は、一般C6（福山ダート1130m 雨/不良）に出走。鞍上は三村展久騎手（10戦2勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月16日、連闘で迎えた33戦目は、一般C9ニ（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で三村展久騎手（11戦2勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。