ハーバーサンライズ（1988年生、母ハーバーチグサ）

ハーバーサンライズ（1988年5月11日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のピユウターグレイ（当時9歳）と交配したハーバーチグサが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ハーバー牧場。戦績は、中央平地50戦4勝2着5回。主な勝ち鞍は1994年の鹿島特別(900万下ハンデ)。

経歴

デビュー前

黒坂洋基厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1990年）

12月1日、デビュー戦は武藤善則騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝2000m 晴/重）に出走。馬体重は502kg。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではいい脚を見せられず14着に終わった。

3歳（1991年）

1月6日、中4週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で武藤善則騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

1月26日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で武藤善則騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

2月17日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で武藤善則騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

3月9日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で武藤善則騎手（4戦0勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、勝ったマルヘイセイに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

3月30日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で武藤善則騎手（5戦0勝）。15頭立ての5番人気で大外15番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では詰めが甘くなり、5着に終わった。

4月21日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた7戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で武藤善則騎手（6戦0勝）。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り7着に敗れた。

5月11日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた8戦目は、4歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で武藤善則騎手（7戦0勝）。17頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

6月1日、中2週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた9戦目は、4歳未勝利（東京芝1600m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で武藤善則騎手（8戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に敗れた。

6月23日、中2週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた10戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 小雨/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で武藤善則騎手（9戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、エスティーアラミスに交わされて1馬身3/4差の2着となった。

7月14日、中2週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は11戦連続で武藤善則騎手（10戦0勝）。15頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

7月28日、中1週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で武藤善則騎手（11戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、落ち着いたペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

8月17日、中2週で迎えた13戦目は、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で武藤善則騎手（12戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、後続との差を2馬身以上保って、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のフジノゴーカイに3馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

9月8日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた14戦目は、4歳以上500万下（中山芝2200m 外回り曇/不良）に出走。鞍上は14戦連続で武藤善則騎手（13戦1勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。果敢に端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に敗れた。

9月29日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下の松川浦特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で武藤善則騎手（14戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は垂れてしまい6着に敗れた。

10月20日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（東京芝2200m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で武藤善則騎手（15戦1勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい8着に敗れた。

4歳（1992年）

1月19日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた17戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で武藤善則騎手（16戦1勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい9着に敗れた。

2月3日、中1週で迎えた18戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は18戦連続で武藤善則騎手（17戦1勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に敗れた。

2月29日、中3週で迎えた19戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は19戦連続で武藤善則騎手（18戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして、最後は2着のトワソンドールを半馬身振り切って勝利を手中に収めた。

3月21日、中2週で迎えた20戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の常陸特別（中山芝2000m 雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は20戦連続で武藤善則騎手（19戦2勝）。13頭立ての9番人気で大外13番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、タフなペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天資の敢闘精神でゴールまで力戦し、4着を確保した。

4月11日、中2週で迎えた21戦目は、5歳以上900万下の安房特別（中山芝2000m 曇/重）に出走。鞍上は21戦連続で武藤善則騎手（20戦2勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が悪くなり8着に敗れた。

5月16日、中4週で迎えた22戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の八ヶ岳特別（東京芝2000m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は22戦連続で武藤善則騎手（21戦2勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフさで最後まで息を切らすことなく走り抜いたが、勝ったキックオフにねじ伏せられて2馬身差の2着となった。

6月7日、中2週で迎えた23戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の秋川特別（東京芝2000m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は23戦連続で武藤善則騎手（22戦2勝）。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって11着に敗れた。

7月18日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた24戦目は、4歳以上500万下の新津特別（新潟芝2000m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は24戦連続で武藤善則騎手（23戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって8着に敗れた。

8月1日、中1週で迎えた25戦目は、大塚栄三郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の瓢湖特別（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るハツノサルーラを目の覚めるような末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて3勝目を奪取した。

8月23日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた26戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の日本海ステークス（新潟芝2200m 外回り晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は武藤善則騎手（24戦2勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

10月3日、中5週で迎えた27戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の九十九里特別（中山芝2500m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で武藤善則騎手（25戦2勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら4番手で通過。直線では見所を作れず5着に終わった。

10月31日、中3週で迎えた28戦目は、4歳以上900万下（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で武藤善則騎手（26戦2勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

12月6日、中4週で迎えた29戦目は、4歳以上900万下の美浦特別（中山芝2600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で武藤善則騎手（27戦2勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

12月27日、中2週で迎えた30戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下のグッドラックハンデキャップ（中山芝2500m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で武藤善則騎手（28戦2勝）。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

5歳（1993年）

4月4日、約3か月半の休養明けで迎えた31戦目は、5歳以上900万下の安房特別（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で武藤善則騎手（29戦2勝）。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。最後は一杯になって12着に終わった。

5月2日、中3週で迎えた32戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の悠久山特別（新潟芝2200m 外回り雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で武藤善則騎手（30戦2勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。最後は脚が止まってしまい9着に敗れた。

5月15日、中1週で迎えた33戦目は、安田富男騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上900万下の八ヶ岳特別（東京芝2000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘し、4着を確保した。

6月6日、中2週で迎えた34戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の秋川特別（東京芝2000m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は武藤善則騎手（31戦2勝）。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

7月3日、中3週で迎えた35戦目は、5歳以上900万下の信夫山特別（福島芝2600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で武藤善則騎手（32戦2勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では天資の負けん気を発揮してゴールまで力戦し、3着に入り込んだ。

8月22日、中6週で迎えた36戦目は、4歳以上900万下の日本海ステークス（新潟芝2200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で武藤善則騎手（33戦2勝）。13頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた37戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の佐渡ステークス（新潟芝2000m 外回り曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で武藤善則騎手（34戦2勝）。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

12月12日、約3か月半の休養明けで迎えた38戦目は、4歳以上900万下の北総特別（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で武藤善則騎手（35戦2勝）。13頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

6歳（1994年）

1月6日、中3週で迎えた39戦目は、5歳以上900万下の成田特別（中山ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で武藤善則騎手（36戦2勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

2月6日、中3週で迎えた40戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の立春賞（東京芝2400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は大塚栄三郎騎手（1戦1勝）。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、グットマキシマムに交わされて1馬身1/4差の2着となった。

2月26日、中2週で迎えた41戦目は、5歳以上900万下の潮来特別（中山芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手（2戦1勝）。13頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

3月26日、中3週で迎えた42戦目は、5歳以上900万下の房総特別（中山芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大塚栄三郎騎手（3戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛進したが、メジロライリーに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

4月16日、中2週で迎えた43戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の鹿島特別（中山芝2500m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で大塚栄三郎騎手（4戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエアノースシチーに6馬身の差をつけて久しぶりに美酒を浴びた。

10月9日、約6か月の休養明けで迎えた44戦目は、オクトーバーステークス（東京芝2300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大塚栄三郎騎手（5戦2勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい9着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた45戦目は、ハンデ戦でオープンの東京スポーツ杯（東京芝2400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は安田富男騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて7着に終わった。

11月27日、中4週で迎えた46戦目は、ハンデ戦のウェルカムステークス（東京芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は武藤善則騎手（37戦2勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい9着に終わった。

12月18日、中2週で迎えた47戦目は、ハンデ戦の冬至ステークス（中山芝2500m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で武藤善則騎手（38戦2勝）。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。ハナを奪い、リードを2馬身以上保って、緩いペースで一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では脚が残っておらず13着に敗れた。

7歳（1995年）

1月5日、中2週で迎えた48戦目は、迎春ステークス（中山芝2500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で武藤善則騎手（39戦2勝）。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、かなり緩いペースで一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

2月18日、中5週で迎えた49戦目は、ハンデ戦の白富士ステークス（東京芝2200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で武藤善則騎手（40戦2勝）。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず12着に終わった。

3月12日、中2週で迎えた50戦目は、ハンデ戦のサンシャインステークス（中山芝2500m 晴/稍重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で武藤善則騎手（41戦2勝）。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、後続との差を2馬身以上保って、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って6着に終わった。