フジマックレディー（2000年生、母グリタリングフラワ）

フジマックレディー（2000年4月24日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のメジロマックイーン（当時13歳）と交配したグリタリングフラワが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）北星村田牧場。戦績は、地方14戦4勝2着4回。主な勝ち鞍は2003年のハイビスカス特別( 牝ハンデ)。

経歴

デビュー前

栗田泰昌厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2002年）

11月20日、デビュー戦は坂井英光騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は438kg。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、勝ったプラチナムラッシュに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

3歳（2003年）

2月20日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1390m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。

3月5日、中1週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた3戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1390m 曇/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のマルケイランディに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

4月21日、中6週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は坂井英光騎手（2戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では迫力満点の伸びを見せたが、伸びてきたタモンテン決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

5月11日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のストームブリンガーに1馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

5月30日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦の紅ばら特別（大井ダート1690m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（4戦1勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。

7月5日、中4週で迎えた7戦目は、3歳戦のダリア特別（大井ダート1590m 内回り曇/重）に出走。鞍上は内田博幸騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

7月28日、中2週で迎えた8戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳ハンデ戦のペチュニア特別（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。

8月11日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳ハンデ戦のハイビスカス特別（大井ダート1590m 内回り晴/稍重）に出走。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のサマーサプライズをアタマ差振り切って優勝

9月8日、中3週で迎えた10戦目は、白露特別（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦1勝）。13頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら11番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、3着に入った。

9月30日、中2週で迎えた11戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定のハンデ戦の一般B3 C1（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のテイエスハツヒメをクビ差振り切って4勝目をつかんだ。

10月23日、中2週で迎えた12戦目は、カストル賞（大井ダート1190m 曇/不良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（2戦1勝）。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、抜け出したラブリータキオンにクビ差届かず2着に惜敗した。

11月24日、中4週で迎えた13戦目は、秋嶺賞（大井ダート1590m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（3戦1勝）。13頭立ての4番人気で大外13番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

12月28日、中4週で迎えた14戦目は、ハンデ戦のL-WING賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（4戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したアイサルバトーレにクビ差届かず2着に惜敗した。