ショウケンガール（2013年生、母エンジェルスイート）

ショウケンガール（2013年5月1日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のキャプテントゥーレ（当時8歳）と交配したエンジェルスイートが15歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は鎌田正嗣。2015年の金沢プリンセスカップ(牝地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、鎌田正嗣から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

加藤和義厩舎（金沢）へ入厩。

2歳（2015年）

6月16日、デビュー戦は米倉知騎手を鞍上に据えて、2歳（金沢ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。4頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のウインドワルツに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月28日、中1週で迎えた2戦目は、2歳戦のなぎさクリーン特別2-1（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（1戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚がパッとせず3着に敗れた。

7月28日、中3週で迎えた3戦目は、2歳戦の大野湊神社神幸祭特別2-1（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で米倉知騎手（2戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヤマショウベガに9馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

8月23日、中3週で迎えた4戦目は、2歳戦のサードニクス賞（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で米倉知騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、勝ったブライトエンプレスに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

9月20日、中3週で迎えた5戦目は、2歳戦のサファイア賞（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で米倉知騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

10月4日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定2歳地方重賞の金沢プリンセスカップ（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で米倉知騎手（5戦2勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天授の負けじ魂を発揮してゴールまで頑張り、3着に入った。

3歳（2016年）

2月5日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた7戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の梅桜賞（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で米倉知騎手（6戦2勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

2月16日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦のはやぶさ特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で米倉知騎手（7戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は力尽きて4着に敗れた。

3月3日、中1週で迎えた9戦目は、3歳地方重賞のスプリングカップ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で米倉知騎手（8戦2勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

3月20日、中1週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた10戦目は、3歳戦の木場潟公園桜まつり特別3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で米倉知騎手（9戦2勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

4月12日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦の能登金剛賞（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で米倉知騎手（10戦2勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

5月24日、中5週で迎えた12戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の熊本地震被災復興祈念3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい10着に敗れた。

6月7日、中1週で迎えた13戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の金沢芸妓特別3（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。6頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず3着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦の河北門カップ（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中島龍也騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が衰えて8着に敗れた。

8月9日、中6週で迎えた15戦目は、川島正太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のひまわり賞（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

9月7日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた16戦目は、3歳戦の桔梗賞（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で川島正太郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は一杯になって11着に敗れた。

9月26日、中2週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた17戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の萌の事は俺が守る!萌LOVEドッきゅん!（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったドゥラセアをクビ差捉え切れず2着となった。

10月4日、連闘で迎えた18戦目は、シャーク賞（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた19戦目は、一般社団法人長野県畜産会長賞（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では少しずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のトウカイフェスタを半馬身振り切って3勝目を奪取した。

11月9日、中2週で迎えた20戦目は、芝山町特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

12月5日、中3週で迎えた21戦目は、あなたの街にサンタは来るで賞（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（3戦1勝）。14頭立ての5番人気で大外14番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややハイペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり11着に敗れた。

12月12日、連闘で迎えた22戦目は、一般C1八（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（4戦1勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に終わった。

4歳（2017年）

3月13日、約3か月の休み明けで迎えた23戦目は、サンケイリビング新聞社杯（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（5戦1勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では最後まで息が続かず10着に終わった。

3月27日、中1週で迎えた24戦目は、幸手権現堂桜堤賞（浦和ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で矢野貴之騎手（6戦1勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は脚勢が鈍り11着に敗れた。

4月10日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1六七（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で矢野貴之騎手（7戦1勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、少々速いペースでレースを進める。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

5月16日、中4週で迎えた26戦目は、一般C1八（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で矢野貴之騎手（8戦1勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではいいところがなく5着に終わった。

6月5日、中2週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた27戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、一般C1九十（大井ダート1200m 雨/良）に出走。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が鈍り11着に終わった。

6月26日、中2週で迎えた28戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、一般C1八九（大井ダート1200m 曇/重）に出走。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず13着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた29戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四（大井ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見所を作れず10着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた30戦目は、藤田凌騎手を鞍上に迎えて、りょうくん特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見せ場なく13着に終わった。

8月10日、中1週で迎えた31戦目は、一般C2四五（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤田凌騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで踏ん張ったが、ジツリキヤシャに交わされて1馬身半差の2着となった。

8月30日、中2週で迎えた32戦目は、一般C2二三（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田凌騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立ち、ややハイペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり16着に終わった。