マダムグレイス（1999年生、母グレイスナッキー）

Madame Grace

1999.05.14

マダムグレイス（1999年5月14日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のアラジ（当時10歳）と交配したグレイスナッキーが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）大沢育成牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方47戦3勝2着14回。主な勝ち鞍は2003年の4歳以上C2。

経歴

デビュー前

五十嵐忠男厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2001年）

11月25日、デビュー戦は酒井学騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は402kg。13頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。

12月15日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳新馬（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井学騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ伸び切れず14着に終わった。

3歳（2002年）

1月7日、中2週で迎えた3戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

1月27日、中2週で迎えた4戦目は、難波剛健騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/不良）に50kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

2月26日、中3週で迎えた5戦目は、3歳戦の紅梅賞（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

5月26日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から16kg増やして迎えた6戦目は、3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は難波剛健騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では末脚にキレが無く13着に終わった。

9月14日、約3か月半の休み明けで迎えた7戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

9月28日、中1週で迎えた8戦目は、北村欣也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/重）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず3着に終わった。

10月26日、中3週で迎えた9戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で北村欣也騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

11月16日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、安東章騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したベアートクィーンを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

12月8日、中2週で馬体重を前走から5kg戻して迎えた11戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は北村欣也騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に敗れた。

12月30日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。

4歳（2003年）

1月13日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（2戦0勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したイブキザグローリーを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

2月1日、中2週で迎えた14戦目は、東真市騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のトーセンウインディを3/4馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

2月22日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は山口勲騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したクラウンファイヤーを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

3月15日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったイブキザグローリーにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

4月5日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は東真市騎手（1戦1勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したウインフィーバスを捕まえ切れず、3馬身差の2着となった。

4月29日、中2週で迎えた18戦目は、川野幸治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したエスティーゴールドを捕まえ切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

6月21日、中7週で迎えた19戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川野幸治騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したルノンを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

7月20日、中3週で迎えた20戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く4着に敗れた。

8月11日、中2週で迎えた21戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったガイモンスワンから3馬身差の2着となった。

9月24日、中5週で迎えた22戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西村栄喜騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月29日、中4週で迎えた23戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西村栄喜騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったマダムカサブランカから1馬身差の2着となった。

11月18日、中2週で迎えた24戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で西村栄喜騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月10日、中2週で迎えた25戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったカヌマフィアンセから1馬身差の2着となった。

12月27日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

5歳（2004年）

1月21日、中3週で迎えた27戦目は、新町充寿騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 小雨/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月17日、中3週で迎えた28戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は西村栄喜騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月9日、中2週で迎えた29戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西村栄喜騎手（5戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月24日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西村栄喜騎手（6戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月6日、中1週で迎えた31戦目は、一般C16（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月21日、中1週で迎えた32戦目は、一般C18（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月29日、連闘で迎えた33戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、一般C16（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったセフティーシャトルから2馬身半差の2着となった。

5月11日、中1週で迎えた34戦目は、一般C17（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のオーアソチヨノオーに1馬身半の差をつけて2勝目を挙げた。

6月16日、中4週で迎えた35戦目は、一般C13（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で牧野孝光騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月30日、中1週で迎えた36戦目は、一般C15（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で牧野孝光騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月6日、連闘で迎えた37戦目は、一般C13（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で牧野孝光騎手（4戦1勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた38戦目は、一般C15（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で牧野孝光騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月3日、中1週で迎えた39戦目は、一般C12（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で牧野孝光騎手（6戦1勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のカシノワンダーをハナ差制して3勝目を収める

9月13日、中5週で迎えた40戦目は、一般C15（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で牧野孝光騎手（7戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月22日、連闘で迎えた41戦目は、一般C16（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で牧野孝光騎手（8戦2勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた42戦目は、一般C17（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で牧野孝光騎手（9戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月27日、中2週で迎えた43戦目は、一般C20（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で牧野孝光騎手（10戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月10日、中1週で迎えた44戦目は、一般C22（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で牧野孝光騎手（11戦2勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったテイエムオオゾラから7馬身差の2着となった。

11月16日、連闘で迎えた45戦目は、一般C20（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で牧野孝光騎手（12戦2勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったウイニングホマレからハナ差の2着となった。

11月27日、中1週で迎えた46戦目は、一般C21（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で牧野孝光騎手（13戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったウインスチールから半馬身差の2着に敗北した。

12月8日、中1週で迎えた47戦目は、一般C19（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で牧野孝光騎手（14戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月14日、連闘で迎えた48戦目は、一般C21（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で牧野孝光騎手（15戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6歳（2005年）

1月18日、中4週で迎えた49戦目は、一般C15（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は17戦連続で牧野孝光騎手（16戦2勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

2月1日、中1週で迎えた50戦目は、一般C17（荒尾ダート1400m 雪/稍重）に出走。鞍上は18戦連続で牧野孝光騎手（17戦2勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月8日、連闘で迎えた51戦目は、一般C17（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は19戦連続で牧野孝光騎手（18戦2勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月22日、中1週で迎えた52戦目は、一般C18（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で牧野孝光騎手（19戦2勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。