カールトンガーデン（2012年生、母フローリッドコート）

カールトンガーデン（2012年2月5日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスニッツェル（当時10歳）と交配したフローリッドコートが15歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、地方21戦7勝2着4回。主な勝ち鞍は2017年のサンケイリビング特別(一般B2二以下ハンデ)。

経歴

デビュー前

辻野豊厩舎（小林）へ入厩。

2歳（2014年）

12月28日、デビュー戦は御神本訓史騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。馬体重は511kg。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では別次元の末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のポルターレに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2015年）

1月21日、中2週で迎えた2戦目は、3歳戦のゆきやなぎ特別（大井ダート1600m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦1勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るナイキアフォードを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて2勝目を収める

3月18日、中7週で馬体重を前走から21kg減らして迎えた3戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、3歳S2の京浜盃（大井ダート1700m 曇/稍重）に出走。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に敗れた。

5月18日、中8週で馬体重を前走から13kg戻して迎えた4戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの東京ダービートライアル（大井ダート2000m 曇/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

7月31日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、盛夏特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に敗れた。

8月25日、中3週で迎えた6戦目は、新涼特別（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で本田正重騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

9月17日、中2週で迎えた7戦目は、中野区特別（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で本田正重騎手（3戦0勝）。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に敗れた。

11月10日、中7週で迎えた8戦目は、ホオジロ賞（船橋ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味のガッツで最後まで奮闘したが、勝ったタイセイエナジーにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

12月10日、中3週で迎えた9戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、初雪賞（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味のスタミナで最後まで奮闘したが、勝ったナガラキコウシにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

4歳（2016年）

3月24日、約3か月半の休み明けで迎えた10戦目は、桜草特別（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったロマンホープにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

4月28日、中4週で迎えた11戦目は、山吹特別（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

6月22日、中7週で迎えた12戦目は、フーフ賞（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のアナザフォーに2馬身の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

7月22日、中3週で迎えた13戦目は、花火特別（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のクラッシュハイトを半馬身振り切って4勝目を獲得した。

9月7日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、船橋の名伯楽記念（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は森泰斗騎手（4戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では切れ味のいい末脚を発揮したが、3着に終わった。

9月28日、中2週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた15戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、九美上特別（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では不撓の敢闘精神で渋太く持ち堪えて先頭に立ち、最後は2着のクラッシュハイトを3/4馬身振り切って勝利をモノにする

11月1日、中4週で迎えた16戦目は、ノベンバースター賞（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦1勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

12月8日、中4週で迎えた17戦目は、ハンデ戦のケンタウルス特別（船橋ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（2戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では次元の違う末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のキングニミッツを3/4馬身振り切って制した。

5歳（2017年）

4月13日、約4か月の休み明けで迎えた18戦目は、ハンデ戦のサンケイリビング特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手（3戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、勢いよく末脚を伸ばして、最後は2着のアリオンダンスに1馬身の差をつけて休み明け初戦を制した。

5月3日、中2週で迎えた19戦目は、ハンデ戦のうまたせ!船橋来場記念（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で今野忠成騎手（4戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、抜け出したシークロムを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

6月23日、中6週で迎えた20戦目は、ハンデ戦の千葉ジェッツカップ（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で今野忠成騎手（5戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

6歳（2018年）

7月6日、約12か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた21戦目は、キュンとするまち。藤沢杯（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（2戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に敗れた。