シークロム（2012年生、母ネローリ）

シークロム（2012年4月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「海＋金属名」。毛色は青鹿毛。種牡馬のローレルゲレイロ（当時8歳）と交配したネローリが12歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は村上牧場。2016年の青藍賞(地方重賞)に勝利した他、2015年のイーハトーブマイル(地方重賞)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、村上牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、村上牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、大久保和夫によって945万円で落札された。

田中章博厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2014年）

11月8日、デビュー戦は酒井学騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は444kg。15頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

12月6日、中3週で迎えた2戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。

3歳（2015年）

3月14日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、義英真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。

4月5日、中2週で迎えた4戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞のスプリングカップ（水沢ダート1600m 雨/重）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るスペクトルを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4月22日、中1週で迎えた5戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の北斗盃（門別ダート1600m 内回り晴/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったオヤコダカに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

5月16日、中2週で迎えた6戦目は、3歳地方重賞のはまなす賞（盛岡芝1600m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は村上忍騎手（1戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、レジェンドロックに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

6月13日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた7戦目は、3歳戦のベルガモ賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（2戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマックスキュアに5馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

7月12日、中3週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた8戦目は、3歳地方重賞のオパールカップ（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（3戦2勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はバタバタになってしまい9着に敗れた。

8月24日、中5週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた9戦目は、うまい奥州を食べようin東京賞（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（4戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では見事な伸び脚で驀進したが、マイネルウィットにハナ差交わされて2着に甘んじた。

9月19日、中3週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた10戦目は、3歳地方重賞のイーハトーブマイル（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で村上忍騎手（5戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のヴァイキングに2馬身の差をつけてファンの支持に応えた。

10月4日、中1週で迎えた11戦目は、白神賞（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で村上忍騎手（6戦3勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のカネツパワーに2馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

11月1日、中3週で迎えた12戦目は、サーモンハーフマラソン賞（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で村上忍騎手（7戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のサダルスードに6馬身の差をつけて1番人気に応えた。

12月3日、中4週で迎えた13戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、マルチノーブル特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。ハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のブルーバレットに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

12月20日、中1週で迎えた14戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下のクリスマスキャロル賞（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて15着に敗れた。

4歳（2016年）

2月7日、中6週で迎えた15戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。主導権を握り、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず12着に終わった。

3月28日、中6週で迎えた16戦目は、伊藤裕人騎手を鞍上に迎えて、マーケットスクエア川崎イースト竣工記念（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。前に出て、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に差を詰めて、最後は2着のナガラキコウシを3/4馬身振り切って制した。

4月27日、中3週で迎えた17戦目は、ハンデ戦の春陽特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤裕人騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、モフモフに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

7月17日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から14kg減らして迎えた18戦目は、地方重賞の岩鷲賞（盛岡ダート1200m 小雨/重）に出走。鞍上は村上忍騎手（8戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

8月16日、中3週で迎えた19戦目は、納涼特別（盛岡ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（9戦5勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて、最後は2着のメテオライトをクビ差振り切って8勝目を獲得した。

9月11日、中3週で迎えた20戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の青藍賞（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のラブバレットに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

10月10日、中3週で迎えた21戦目は、Jpn1のマイルチャンピオンシップ南部杯（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（1戦1勝）。13頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず12着に敗れた。

11月3日、中2週で迎えた22戦目は、Jpn1のJBCスプリント（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は村上忍騎手（10戦6勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。

5歳（2017年）

4月6日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた23戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、花衣特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。13頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい7着に敗れた。

5月3日、中3週で迎えた24戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のうまたせ!船橋来場記念（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。先手を奪い、若干速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして、最後は2着のカールトンガーデンに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

6月1日、中3週で迎えた25戦目は、ハンデ戦の水無月特別（浦和ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦1勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

7月4日、中4週で迎えた26戦目は、橋本七夕まつり記念（川崎ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、リードを2馬身以上確保して、ミドルペースでレースを進める。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に敗れた。

8月8日、中4週で迎えた27戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の新涼スプリント（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鬼脚を炸裂させて難なく抜け出し、最後は2着のキングスベンチに3馬身の差をつけて制した。

9月3日、中3週で迎えた28戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の桑島孝春記念（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のフォクスホールに4馬身の差をつけて勝利数を12に伸ばす

10月24日、中6週で迎えた29戦目は、ハンデ戦でオープンのカムイユカラスプリント（船橋ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって6着に敗れた。

12月4日、中5週で迎えた30戦目は、ハンデ戦の里神楽スプリント（船橋ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で本田正重騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。先手を取り、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで持ち堪えて、最後は2着のフォクスホールに1馬身の差をつけてファンの支持に応えた。

6歳（2018年）

1月17日、中5週で迎えた31戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、S3の船橋記念（船橋ダート1000m 雨/良）に53kgの軽斤量で出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり6着に敗れた。

2月5日、中2週で迎えた32戦目は、ハンデ戦の春闘賞（船橋ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は本田正重騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のスタミナで最後まで敢闘したが、伸びてきたジュンサザンクロス決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

7月4日、約5か月の休み明けで迎えた33戦目は、デイリー文月杯（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、ミドルペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい9着に終わった。

7月26日、中2週で迎えた34戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の桑島孝春記念（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで敢闘したが、カスタネットに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

8月30日、中4週で迎えた35戦目は、琉球新報賞（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では最後まで息が続かず6着に敗れた。

10月2日、中4週で迎えた36戦目は、ハンデ戦のスカパー!Ch678南関競馬チャンネル賞（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のファイヤープリンスに4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月9日、中4週で迎えた37戦目は、ハンデ戦のトパーズスプリント（船橋ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、やや速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈の闘魂で渋太く粘り込んで、最後は2着のサトノスピードオーに1馬身半の差をつけて勝利数を15に伸ばす

12月13日、中4週で迎えた38戦目は、ハンデ戦でオープンのカムイユカラスプリント（船橋ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（4戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて3着に沈んだ。

7歳（2019年）

1月10日、中3週で迎えた39戦目は、ハンデ戦の新春賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は本田正重騎手（4戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はバタバタになってしまい9着に敗れた。

4月15日、約3か月の休み明けで迎えた40戦目は、卯月特別（水沢ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は村上忍騎手（11戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のキングジャガーに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

5月5日、中2週で迎えた41戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、M1のシアンモア記念（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場を作れず3着に敗れた。

8歳（2020年）

2月20日、約9か月半の休み明けで迎えた42戦目は、ハンデ戦の梅花賞（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は本田正重騎手（5戦2勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では目を引く伸びを見せたが、マーガレットスカイに半馬身交わされて2着となった。

4月14日、中7週で迎えた43戦目は、スパーキングナイトチャレンジ（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（6戦2勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

7月2日、約2か月半の間隔を開けて迎えた44戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のグランシャリオ門別スプリント（門別ダート1000m 雨/不良）に出走。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

7月29日、中3週で迎えた45戦目は、エピファネイア・プレミアム（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が衰えて9着に終わった。

8月27日、中3週で迎えた46戦目は、ヤマボウシ特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（2戦0勝）。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立ち、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり6着に終わった。

9月23日、中3週で迎えた47戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、伊藤忠エネクスHL北海道特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のパレスラブリーを半馬身振り切って久方ぶりに勝ち星を挙げた。

10月22日、中3週で迎えた48戦目は、小野楓馬騎手を鞍上に迎えて、静内産米「万馬券」特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は減速してしまい12着に終わった。

9歳（2021年）

4月12日、約5か月半の休み明けで迎えた49戦目は、卯月特別（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

5月11日、中3週で迎えた50戦目は、スプリント特別（水沢ダート850m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（3戦1勝）。7頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

5月25日、中1週で迎えた51戦目は、スプリント特別（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（4戦1勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったサーティグランドに詰め切れず、1馬身3/4差の2着となった。

7月4日、中5週で迎えた52戦目は、地方重賞の栗駒賞（盛岡ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で阿部英俊騎手（5戦1勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は勢いを失って10着に敗れた。

12月29日、約6か月の休み明けで迎えた53戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、仕事納め特別（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて6着に敗れた。

10歳（2022年）

1月13日、中1週で迎えた54戦目は、岩本怜騎手を鞍上に迎えて、新春特別（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。6頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、スタンサンセイに交わされて3馬身差の2着となった。

1月28日、中1週で迎えた55戦目は、睦月特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩本怜騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈の闘争本能で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のアスタークライに2馬身の差をつけて久方ぶりに勝ち星を挙げた。

2月10日、中1週で迎えた56戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、如月特別（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はガス欠状態になり6着に敗れた。

3月17日、中4週で迎えた57戦目は、弥生特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原幹生騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく9着に敗れた。

11月15日、約8か月の休養明けで迎えた58戦目は、一般B1（盛岡ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は岩本怜騎手（2戦1勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が悪くなり7着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた59戦目は、一般B1（水沢ダート850m 曇/稍重）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

12月13日、中1週で迎えた60戦目は、一般B1（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は岩本怜騎手（3戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はガス欠状態になり10着に終わった。

12月25日、中1週で迎えた61戦目は、一般B1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岩本怜騎手（4戦1勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい8着に終わった。