ジュンサザンクロス（2013年生、母ショップインミラノ）

ジュンサザンクロス（2013年4月3日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスウェプトオーヴァーボード（当時16歳）と交配したショップインミラノが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は増尾牧場。主な勝ち鞍は2018年の八丈島フリージア賞(一般B1二 B2二)。

経歴

デビュー前

小久保智厩舎（浦和）へ入厩。

2歳（2015年）

5月29日、デビュー戦は左海誠二騎手を鞍上に据えて、2歳戦のドリームチャレンジ（浦和ダート800m 曇/良）に出走。馬体重は485kg。3頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立つ形となり、厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして悠々と抜け出し、最後は2着のジョーフリッカーに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月23日、中3週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

7月13日、中2週で迎えた3戦目は、2歳（浦和ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（2戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力のある伸び脚で猛進したが、ワールドプリンスに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

7月31日、中2週で迎えた4戦目は、2歳戦のフレッシュスター特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（3戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、タフなペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったラクテに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

8月31日、中3週で迎えた5戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の新選特別（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、センペンバンカに交わされて2馬身差の2着となった。

9月15日、中1週で迎えた6戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの’15ゴールドジュニアー（大井ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての7番人気で大外15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、5着に終わった。

9月29日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦のしたまち台東賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は左海誠二騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立ち、タフなペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして、最後は2着のアドミラルティに3馬身の差をつけて順当に勝利した。

3歳（2016年）

2月17日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた8戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の菜の花賞（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に敗れた。

3月22日、中4週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた9戦目は、3歳戦の若草特別（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は左海誠二騎手（5戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然と端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

5月3日、中5週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた10戦目は、3歳戦のびわ特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（6戦2勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に敗れた。

5月9日、連闘で馬体重を前走から7kg絞って迎えた11戦目は、3歳戦の熊本地震被災者支援（川崎ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は笹川翼騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。端に立ち、若干緩いペースで一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、ドンナディヴィーノに交わされて3馬身差の2着となった。

6月6日、中3週で迎えた12戦目は、3歳オープンの優駿スプリントトライアル（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（2戦0勝）。13頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

6月28日、中2週で迎えた13戦目は、3歳S2の優駿スプリント（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（7戦2勝）。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

8月12日、中5週で迎えた14戦目は、葉月特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は笹川翼騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい6着に敗れた。

8月29日、中1週で迎えた15戦目は、清秋特別（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（4戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端をきり、かなり厳しいペースで一団を牽引。先頭のまま5馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして、最後は2着のファビンに約11馬身の大差をつけて勝利を手中に収めた。

9月14日、中1週で迎えた16戦目は、張田昂騎手を鞍上に迎えて、マルチサンド特別（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のタフさで最後まで奮戦したが、クローザーに半馬身交わされて2着に敗北した。

9月26日、中1週で迎えた17戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の穂波スプリント（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はバテてしまい7着に敗れた。

10月20日、中2週で迎えた18戦目は、ハンデ戦の陽月特別（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は笹川翼騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。

12月22日、中8週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた19戦目は、ファイナルドリーム特別（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は左海誠二騎手（8戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく10着に敗れた。

4歳（2017年）

2月13日、中7週で馬体重を前走からさらに11kg増やして迎えた20戦目は、橋本直哉騎手を鞍上に迎えて、フェブラリー賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい7着に敗れた。

2月24日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた21戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、早春特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では生得の持久力で渋太く粘り込んで、最後は2着のナイキアフォードに3馬身の差をつけて制した。

3月30日、中4週で迎えた22戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の弥生特別（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、少し緩いペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

6月26日、約3か月の間隔を開けて迎えた23戦目は、パール賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は左海誠二騎手（9戦2勝）。15頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

7月17日、中2週で迎えた24戦目は、ハンデ戦の海の日賞（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（10戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。

8月16日、中3週で迎えた25戦目は、ハンデ戦の葉月特別（浦和ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（11戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味の強い精神力で最後まで崩れずに走り抜いたが、勝ったニチドウリュンヌに詰め切れず、8馬身差の2着に敗北した。

8月28日、中1週で迎えた26戦目は、東京中日スポーツ賞（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は橋本直哉騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややハイペースでレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前のガッツで最後まで息を切らすことなく走り抜いたが、リコーヴィッカースに交わされて1馬身1/4差の2着となった。

10月5日、中4週で迎えた27戦目は、オフト後楽園賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（1戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

12月21日、約2か月半の間隔を開けて迎えた28戦目は、ハンデ戦のしらこばと賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は橋本直哉騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に敗れた。

5歳（2018年）

2月2日、中5週で迎えた29戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、銀嶺特別（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。13頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に終わった。

2月5日、連闘で迎えた30戦目は、ハンデ戦の春闘賞（船橋ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は左海誠二騎手（12戦2勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では息長く終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のシークロムを3/4馬身振り切って勝利を手中に収めた。

3月5日、中3週で迎えた31戦目は、八丈島フリージア賞（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（13戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、不屈の闘志で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のジョワラルムに1馬身1/4の差をつけて6勝目をつかんだ。

4月19日、中5週で迎えた32戦目は、ポインタース賞（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（14戦4勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に敗れた。

4月24日、連闘で迎えた33戦目は、ハンデ戦のプリムローズ賞（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に敗れた。

6月5日、中5週で迎えた34戦目は、東京スポーツ賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（15戦4勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では速い脚を使えず11着に終わった。

7月10日、中4週で迎えた35戦目は、オフト大井賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は張田昂騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着を確保した。

8月23日、中5週で迎えた36戦目は、葉月特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（16戦4勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。