ニチドウリュンヌ（2011年生、母ニチドウジョリーズ）

ニチドウリュンヌ（2011年5月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋月（仏）」。毛色は青鹿毛。種牡馬のシンボリクリスエス（当時12歳）と交配したニチドウジョリーズが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は大平牧場。主な勝ち鞍は2014年の3歳以上500万下。

経歴

デビュー前

高橋義忠厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2014年）

2月15日、デビュー戦はC.デムーロ騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1800m 曇/不良）に出走。馬体重は478kg。13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

3月2日、中1週で迎えた2戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/重）に出走。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘したが、4着に終わった。

8月3日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では自慢の末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のジョウショーノブシに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

9月21日、中6週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた4戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田竜二騎手（2戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

10月19日、中3週で迎えた5戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のシングンカイロスをクビ差振り切って優勝

4歳（2015年）

1月4日、約2か月半の間隔を開けて迎えた6戦目は、4歳以上1000万下（京都ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は和田竜二騎手（3戦1勝）。15頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず10着に敗れた。

2月21日、中6週で迎えた7戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の和布刈特別（小倉ダート1700m 小雨/稍重）に出走。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

4月4日、中5週で迎えた8戦目は、4歳以上1000万下（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は和田竜二騎手（4戦1勝）。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は失速してしまい14着に敗れた。

8月2日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた9戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

8月15日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた10戦目は、3歳以上500万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が悪くなり10着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた11戦目は、難波剛健騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/重）に出走。15頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、4着を確保した。

9月20日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で難波剛健騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚勢が衰えて10着に終わった。

11月14日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた13戦目は、田中博康騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1700m 雨/稍重）に出走。15頭立ての6番人気で大外15番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に敗れた。

5歳（2016年）

2月6日、約3か月の間隔を開けて迎えた14戦目は、F.ヴェロン騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1900m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、後続との差を5馬身以上保って、平均ペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい10着に敗れた。

3月6日、中3週で迎えた15戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/稍重）に出走。13頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、後続を5馬身以上離して、ややハイペースでレースを引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり12着に敗れた。

4月29日、中7週で迎えた16戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、昭和の日特別（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に敗れた。

6月3日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた17戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の稲荷山特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

6月17日、中1週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた18戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、鴫立庵特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。14頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の強靭な心肺能力で最後まで息を切らすことなく走り抜いたが、勝ったビッグスターに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

6月23日、連闘で迎えた19戦目は、荷風特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は左海誠二騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ファインライナーにクビ差交わされて2着に甘んじた。

7月15日、中2週で迎えた20戦目は、花氷特別（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。逃げを打ち、若干遅いペースでレースを進める。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚が止まってしまい8着に敗れた。

8月11日、中3週で迎えた21戦目は、ハンデ戦の甲武信ヶ岳特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。

10月7日、中7週で迎えた22戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、津久井商工会青年部50周年記念杯（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。先手を取り、かなり緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のペプチドアポロに2馬身半の差をつけて久しぶりに白星を挙げた。

10月20日、中1週で迎えた23戦目は、マルチフェア特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦1勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、抜け出したエリモジパングを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。

11月1日、中1週で迎えた24戦目は、ノベンバースター賞（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のエンパイアステートに1馬身半の差をつけて制した。

11月24日、中2週で迎えた25戦目は、マルチウイン特別（浦和ダート1400m 雪/不良）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。主導権を握り、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のコスモパープルに5馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

12月15日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた26戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、ウインターイルミネーションカップ（川崎ダート1600m 晴/不良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に敗れた。

6歳（2017年）

2月1日、中6週で馬体重を前走から18kg戻して迎えた27戦目は、張田昂騎手を鞍上に迎えて、猛虎特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では天賦のガッツでゴールまで勇戦したが、5着に終わった。

2月21日、中2週で迎えた28戦目は、ハンデ戦の如月特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は的場文男騎手（4戦3勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

2月28日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた29戦目は、保園翔也騎手を鞍上に迎えて、早春特別（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のインフィニティに2馬身の差をつけて6勝目を獲得した。

4月6日、中4週で迎えた30戦目は、花衣特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で保園翔也騎手（1戦1勝）。13頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚が止まってしまい10着に敗れた。

4月13日、連闘で迎えた31戦目は、ハンデ戦の鳥待月特別（船橋ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で保園翔也騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、スローペースで馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は減速してしまい9着に終わった。

6月14日、中8週で迎えた32戦目は、水無月特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は的場文男騎手（5戦3勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入った。

7月4日、中2週で迎えた33戦目は、橋本七夕まつり記念（川崎ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（6戦3勝）。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして、最後は2着のラピダメンテをクビ差振り切って雨下の混戦を制した。

8月16日、中5週で迎えた34戦目は、ハンデ戦の葉月特別（浦和ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（7戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。ハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のジュンサザンクロスに8馬身の差をつけて勝利をモノにする

8月22日、連闘で迎えた35戦目は、週刊ギャロップ葉月杯（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（8戦5勝）。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のベイビータピットに1馬身の差をつけて9勝目を手に入れた。

7歳（2018年）

1月16日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた36戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、チバテレ盃（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、緩いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず13着に敗れた。

2月1日、中1週で迎えた37戦目は、川島正太郎騎手を鞍上に迎えて、多摩川オープン（川崎ダート1600m 雨/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に敗れた。

5月15日、約3か月半の休み明けで迎えた38戦目は、報知新聞皐月杯（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は的場文男騎手（9戦6勝）。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、ミドルペースでレースを進める。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚が止まってしまい10着に敗れた。

6月14日、中3週で迎えた39戦目は、水無月特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（10戦6勝）。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

8月7日、中7週で迎えた40戦目は、ハンデ戦の葉月特別（浦和ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（11戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

8月23日、中1週で迎えた41戦目は、葉月特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（12戦6勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、落ち着いたペースでレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。

10月9日、中6週で迎えた42戦目は、東京光の大祭典賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（13戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り6着に敗れた。

8歳（2019年）

1月10日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた43戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の新春賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。

1月31日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた44戦目は、多摩川オープン（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（3戦0勝）。14頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びあぐねて13着に終わった。

4月10日、中9週で迎えた45戦目は、杉浦健太騎手を鞍上に迎えて、陽春特別（園田ダート1870m 雨/不良）に出走。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

5月3日、中2週で迎えた46戦目は、山田雄大騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の兵庫大賞典（園田ダート1870m 晴/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。最後は垂れてしまい10着に終わった。

5月24日、中2週で迎えた47戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、開宴尼崎城特別（園田ダート1870m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚勢が悪くなり10着に終わった。

6月19日、中3週で迎えた48戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、佐用もち大豆GI登録記念（園田ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

7月10日、中2週で迎えた49戦目は、小野ひまわり特別（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は大山真吾騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

8月1日、中2週で迎えた50戦目は、葉月特別（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は下原理騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は垂れてしまい10着に終わった。

8月23日、中2週で迎えた51戦目は、長谷部駿弥騎手を鞍上に迎えて、チャオ特別（園田ダート1700m 雨/不良）に出走。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が衰えて9着に終わった。

9月18日、中3週で迎えた52戦目は、石堂響騎手を鞍上に迎えて、福崎サルビア特別（園田ダート1870m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。最後は力尽きて7着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた53戦目は、兵庫馬事畜産特別（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石堂響騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

10月26日、中2週で迎えた54戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、一般C3 16（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったデルマトリアノンに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

11月9日、中1週で迎えた55戦目は、一般C3 13（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ハートフルタイムに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

11月23日、中1週で迎えた56戦目は、真人&葵祝結婚特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で赤岡修次騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

12月7日、中1週で迎えた57戦目は、ホースと共に特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で赤岡修次騎手（3戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鬼脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のツィンクルソードに2馬身半の差をつけてファンの高評価に応えた。

12月21日、中1週で迎えた58戦目は、祝りおな誕生日特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で赤岡修次騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で猛追したが、勝ったブルーリップグロスに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

12月31日、中0週で迎えた59戦目は、年越しそば特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で赤岡修次騎手（5戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

9歳（2020年）

1月14日、中1週で迎えた60戦目は、郷間勇太騎手を鞍上に迎えて、一般C3-8（高知ダート1600m 雨/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

1月21日、連闘で迎えた61戦目は、一般C3-6（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（6戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

2月18日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた62戦目は、一般C3-5（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（7戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

2月24日、連闘で迎えた63戦目は、秘書さん頑張る特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は郷間勇太騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

3月10日、中1週で迎えた64戦目は、一般C3-4（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で郷間勇太騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

3月17日、連闘で迎えた65戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（8戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のノーブルジャーニーをクビ差振り切って1着ゴールを果たした。

3月29日、中1週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた66戦目は、一般C3-2（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は郷間勇太騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。