第55回 兵庫大賞典 (地方重賞)

レース展開

マイタイザンが全馬を引き連れる形、そのあとを追走するタガノゴールド

マイタイザンが敢然と端を奪い、リードを1馬身ほどキープしてレースを進める。単独の2番手にタガノゴールドが続く。その直後、エイシンニシパが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはモズフレミントン。その1馬身後ろ、ニチドウリュンヌは中団やや前。トニーポケットは中団馬群の丁度真ん中を追走。メイショウヨウコウは中団後方の位置取り。その後ろ、メジャーアスリートが8番手。キルタンサスは後方4番手に控えて進出の機を待つ。後方3番手で腰を落ち着けて折り合いをつけるのはキクノソル。後方2番手の位置でじっとして脚を溜めるのはエイシンミノアカ。最後方にメイクミーハッピーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

兵庫大賞典、エイシンニシパがベテラン馬の健在を顕示する様な見事な走りで勝つ！

先頭はマイタイザンでリードは1馬身。単独の2番手にタガノゴールドが続く。その直後、エイシンニシパが3番手。1馬身離れて、モズフレミントンが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、依然として先頭で粘り続ける1番人気のマイタイザン。そのまま押し切るかに見えたが、絶好位にいた2番人気のエイシンニシパが次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は後続に4馬身の差をつけてトップでゴールインした。2着には、逃げ粘ったマイタイザンが続き、2着とクビ差の3着には、2番手の位置から息の長い末脚を披露したタガノゴールドが入った。そこから3馬身遅れた4着には、先行勢の後ろで直線を迎えたモズフレミントンが入線した。