カチドキハル（2008年生、母ハツネスキップラヴ）

Kachidoki Haru

2008.05.05

カチドキハル（2008年5月5日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「清酒名＋馬主名より」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のオンファイア（当時5歳）と交配したハツネスキップラヴが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は柏木 一則。戦績は、中央平地4戦0勝、地方19戦1勝2着11回。主な勝ち鞍は2012年のあんず賞(B2)。

経歴

デビュー前

和田正一郎厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2011年）

2月27日、デビュー戦は平野優騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は454kg。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場なく11着に終わった。

6月26日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた2戦目は、嶋田純次騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1200m 外回り 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

8月20日、中7週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟芝1000m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で嶋田純次騎手（1戦0勝）。18頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。15着に終わった。

9月24日、中4週で迎えた4戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝2000m 晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではいい脚を見せられず15着に終わった。

10月20日、中3週で迎えた5戦目は、川島洋人騎手を鞍上に迎えて、一般C4-5（門別ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。

10月27日、連闘で迎えた6戦目は、一般C4-5（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着を確保した。

11月3日、連闘で迎えた7戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、一般C4-5（門別ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では逸出した伸びを見せたが、コマンドアゲンに半馬身交わされて2着となった。

11月16日、中1週で迎えた8戦目は、一般C4-4（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は川島洋人騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

12月7日、中2週で迎えた9戦目は、板野央騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

12月21日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で板野央騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、抜け出したイイデジャパンにアタマ差届かず2着に惜敗した。

4歳（2012年）

1月3日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上C2（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で板野央騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛進したが、伸びてきたヒマラヤイツカ決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

1月24日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上C2（園田ダート1230m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で板野央騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、勝ったジュピタードリームに詰め切れず、1馬身1/4差の2着となった。

2月7日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上C2（園田ダート1230m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で板野央騎手（4戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったスターシャトルに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

2月21日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上C2（園田ダート1230m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で板野央騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではビュッと切れる脚を見せたが、伸びてきたヘラルドリー決め手に屈してアタマ差の2着となった。

3月8日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で板野央騎手（6戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、抜け出したメモリーフェミナに3/4馬身届かず2着に敗北した。

3月22日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で板野央騎手（7戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったシルクライジングに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

4月12日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上C1（園田ダート1230m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で板野央騎手（8戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したチョウワクワクを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

4月25日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C1（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で板野央騎手（9戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、抜け出したディープタッチを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

5月10日、中1週で迎えた19戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、すずらん賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた20戦目は、はなてまり賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は板野央騎手（10戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、抜け出したスナークサリーを差し切れず、1馬身3/4差の2着となった。

6月6日、中1週で迎えた21戦目は、とけいそう賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で板野央騎手（11戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

6月28日、中2週で迎えた22戦目は、あんず賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で板野央騎手（12戦0勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るソウルスクリームを豪快な末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

7月16日、中2週で迎えた23戦目は、3歳以上B1（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で板野央騎手（13戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。競走中止となった。