シーグランプリ（2003年生、母シーデージー）

シーグランプリ（2003年2月19日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋大賞（仏）」。毛色は鹿毛。種牡馬のティンバーカントリー（当時11歳）と交配したシーデージーが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は野村正。戦績は、中央平地6戦1勝、中央障害6戦1勝。主な勝ち鞍は2006年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

野村彰彦厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2006年）

1月15日、デビュー戦は秋山真一郎騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1800m 曇/重）に出走。馬体重は518kg。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では長く末脚を持続させて先頭をうかがい、最後は2着のヒトリムスメを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

2月18日、中4週で迎えた2戦目は、3歳500万下（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で秋山真一郎騎手（1戦1勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

5月21日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての13番人気で大外15番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では速い脚を使えず15着に終わった。

6月3日、中1週で迎えた4戦目は、橋本美純騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての18番人気で11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚を伸ばせず15着に終わった。

11月19日、約5か月半の休養明けで迎えた5戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都ダート1400m 小雨/稍重）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではいいところがなく15着に終わった。

12月16日、中3週で迎えた6戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/稍重）に出走。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

4歳（2007年）

1月21日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、小坂忠士騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2930m 晴）に出走。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

3月4日、中5週で迎えた8戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で小坂忠士騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のパルティアシチーに4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

3月18日、中1週で迎えた9戦目は、白浜雄造騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3110m 晴）に出走。13頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月1日、中1週で迎えた10戦目は、障害4歳以上オープン（阪神障害芝3140m 曇/稍重）に出走。鞍上は小坂忠士騎手（2戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月21日、中2週で迎えた11戦目は、障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。鞍上は白浜雄造騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月21日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から20kg減らして迎えた12戦目は、佐久間寛志騎手を鞍上に迎えて、ハンデJ・G3の小倉サマージャンプ（小倉障害芝3390m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。11着に終わった。