ラフマニノフ（2005年生、母シンコウマシュウ）
Rachmaninoff
2005.02.19
ラフマニノフ（2005年2月19日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のヒシアリダー（当時15歳）と交配したシンコウマシュウが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）中館牧場。戦績は、地方32戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2007年の2歳。
経歴
デビュー前
佐々木仁厩舎（川崎）へ入厩。
2歳（2007年）
8月30日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、2歳（川崎ダート900m 曇/重）に出走。馬体重は502kg。6頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のタカミグレースに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
9月12日、中1週で迎えた2戦目は、2歳オープンの若武者賞（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。
9月30日、中2週で迎えた3戦目は、2歳戦のはつかり特別（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。
10月31日、中3週で迎えた4戦目は、2歳戦のエーヴィスシステムズ賞（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（3戦1勝）。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。
12月10日、中5週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた5戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。
3歳（2008年）
1月2日、中2週で迎えた6戦目は、3歳オープンの’08サンライズチャレンジ（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手に欠いて8着に終わった。
1月21日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（浦和ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。
2月4日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦のフラワーロード特別（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山崎誠士騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。
2月25日、中2週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた9戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のうぐいす特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では速い脚を使えず9着に終わった。
8月18日、約6か月の休養明けで迎えた10戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。
9月7日、中2週で迎えた11戦目は、3歳（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。
9月30日、中2週で迎えた12戦目は、3歳（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（6戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。
10月21日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた13戦目は、一般C2四アイ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山崎誠士騎手（7戦0勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って6着に終わった。
11月3日、中1週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた14戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、一般C2二三四（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。
4歳（2009年）
9月7日、約10か月半の休み明けで迎えた15戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が悪くなり12着に終わった。
10月9日、中4週で迎えた16戦目は、一般C2 14（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤博紀騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず4着に終わった。
10月16日、連闘で迎えた17戦目は、一般C2-13 14（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤博紀騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて、最後は2着のエマドンナをクビ差振り切って久々に勝ち星を挙げた。
11月11日、中3週で迎えた18戦目は、一般C2六七（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤博紀騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。
11月24日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2十11（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤博紀騎手（4戦1勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。
12月16日、中2週で迎えた20戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず4着に終わった。
5歳（2010年）
1月4日、中2週で迎えた21戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。
1月15日、中1週で迎えた22戦目は、一般C3一二ア（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤博紀騎手（5戦1勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に終わった。
1月29日、中1週で迎えた23戦目は、一般C3一二（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤博紀騎手（6戦1勝）。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では見せ場なく14着に終わった。
9月7日、約7か月半の休養明けで迎えた24戦目は、一般C3六七（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤博紀騎手（7戦1勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず5着に終わった。
9月29日、中2週で迎えた25戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、一般C3四五（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。
10月26日、中3週で迎えた26戦目は、一般C3五六（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は佐藤博紀騎手（8戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではきちんと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のラブファンタジーを半馬身振り切って3勝目を奪取した。
11月18日、中2週で迎えた27戦目は、一般C3一二（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤博紀騎手（9戦2勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立ち、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では印象的な伸び脚で猛進したが、ベトコンに交わされて2馬身差の2着となった。
12月17日、中3週で迎えた28戦目は、一般C3一二（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤博紀騎手（10戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや緩いペースで馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。
6歳（2011年）
1月3日、中1週で迎えた29戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、一般C3七八（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き10着に敗れた。
1月25日、中2週で迎えた30戦目は、一般C3八九十（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、勝ったギョクコウヒカリに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。
3月1日、中4週で迎えた31戦目は、一般C3四五（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は佐藤博紀騎手（11戦2勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。
4月12日、中5週で迎えた32戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、一般C3五六七（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。