ガッテンモントレー（2008年生、母シルクロマンス）

ガッテンモントレー（2008年2月18日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋アメリカの地名」。毛色は鹿毛。種牡馬のサウスヴィグラス（当時12歳）と交配したシルクロマンスが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）ヤナガワ牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方18戦2勝2着3回。2011年の不来方賞(地方重賞)で2着に入った他、2011年の日高賞(牝地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、オリエント牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、大島敏によって178.5万円で落札された。

桜田浩樹厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（2010年）

7月18日、デビュー戦は山本聡哉騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフューチャー（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は467kg。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に終わった。

8月9日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るラッキーボスを鮮やかな末脚で3/4馬身差し切って初白星を挙げた。

8月22日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のホープフル（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本聡哉騎手（2戦1勝）。8頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

10月16日、中7週で迎えた4戦目は、斎藤雄一騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のホープフル（盛岡芝1600m 曇/重）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず8着に敗れた。

11月13日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、2歳戦のホープフル（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（3戦1勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で追い上げたが、抜け出したリュウノマッハに3/4馬身届かず2着となった。

11月29日、中1週で迎えた6戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳戦のプリンセスカップ（水沢ダート1400m 小雨/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた7戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のホープフル（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシュクモモコに4馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

3歳（2011年）

1月15日、中4週で迎えた8戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の黒竹賞（中山ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり13着に終わった。

5月5日、約3か月半の休養明けで迎えた9戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のコスモバルク記念（門別ダート1800m 晴/重）に出走。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

5月30日、中3週で迎えた10戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳地方重賞の日高賞（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したアンダースポットにクビ差届かず2着に惜敗した。

6月26日、中3週で迎えた11戦目は、3歳戦のはまなす賞（盛岡芝1600m 小雨/良）に出走。鞍上は高松亮騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

7月24日、中3週で迎えた12戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のひまわり賞（盛岡ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

8月29日、中4週で迎えた13戦目は、牝馬限定地方重賞のビューチフル・ドリーマーカップ（盛岡ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではキレのある末脚を披露し、3着に入り込んだ。

9月18日、中2週で迎えた14戦目は、B級ご当地グルメin北上レース（盛岡ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は高松亮騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

10月24日、中4週で迎えた15戦目は、3歳地方重賞の不来方賞（盛岡ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のように疾駆したが、勝ったカミノヌヴォーに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

11月21日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、3歳地方重賞のダービーグランプリ（盛岡ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で高松亮騎手（4戦0勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

4歳（2012年）

1月3日、中5週で迎えた17戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、ダイヤモンドダストカップ（水沢ダート2000m 小雪/不良）に出走。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に敗れた。

4月7日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた18戦目は、岩手日報杯（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は斎藤雄一騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

5月4日、中3週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた19戦目は、地方重賞のコスモバルク記念（門別ダート1800m 雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は山本政聡騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。